特許
J-GLOBAL ID:200903081968736928

電子部品、これに用いる金属端子、前記電子部品の製造方法、及び絶縁電線の皮膜剥離処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-338350
公開番号(公開出願番号):特開平8-255708
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性の高い絶縁被覆が施された絶縁電線を用いた場合でも信頼性の高い電気接続が得られる接続構造を有する電子部品を提供する。【構成】 絶縁電線10を金属端子20に巻付け半田付けした接続構造を有する電子部品において、絶縁電線10が、その長手方向の一部が金属端子20から離れて裏側間隙cを形成するように、かつ絶縁電線10間に裏側間隙cと連続する側方間隙tが開くように巻付けられており、少なくとも前記裏側間隙cに面する絶縁電線10の導体表面および金属端子20表面が半田付けされている電子部品。【効果】 絶縁電線10と金属端子20との間及び絶縁電線10間にそれぞれ裏側間隙cと側方間隙tを開け、これに反射率の高い炭酸ガスレーザーを照射するので、絶縁皮膜は絶縁電線の全周に渡り剥離され半田付けが良好になされる。導体がレーザーにより受けるダメージも小さい。依って絶縁電線10と金属端子20との電気接続が高い信頼性でなされる。炭酸ガスレーザーは絶縁被覆層を短時間で剥離でき、又ランニングコストが安く経済的である。
請求項(抜粋):
絶縁電線を金属端子に巻付け半田付けした接続構造を有する電子部品において、絶縁電線が、その長手方向の一部が金属端子から離れて裏側間隙を形成するように、かつ絶縁電線間に裏側間隙と連続する側方間隙が開くように巻付けられており、少なくとも前記裏側間隙に面する絶縁電線の導体表面及び金属端子表面が半田付けされていることを特徴とする電子部品。
IPC (5件):
H01F 5/04 ,  H01F 27/29 ,  H01F 27/28 ,  H01F 41/10 ,  H01B 3/00
FI (5件):
H01F 5/04 M ,  H01F 27/28 A ,  H01F 41/10 C ,  H01B 3/00 Z ,  H01F 15/10 J
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 絶縁被覆導体のろう付け方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-012441   出願人:松下電工株式会社
  • 特開平3-155300
  • コイル端末処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-346417   出願人:松下電工株式会社
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