特許
J-GLOBAL ID:200903081972645929

低温熱源利用吸収ヒートポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大橋 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-338297
公開番号(公開出願番号):特開平6-185827
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 低温熱源利用吸収ヒートポンプにおいて、消費する蒸気量を削減したい。【構成】 暖房用温水をとり出すライン12を第1吸収器2→第2吸収器5→凝縮器8と循環させることにより、40°C〜45°Cに加熱されるようにした。
請求項(抜粋):
蒸発器、第1吸収器、第1発生器、第1熱交換器、第2吸収器、第2発生器、第3発生器、凝縮器、第2熱交換器、第3熱交換器、蒸発器内に通された熱源水ライン、第1吸収器及び第2吸収器及び凝縮器を経由する温水とり出しライン、から成ると共に蒸発器において低温熱源から熱を汲み上げ蒸発した冷媒蒸気を第1吸収器において吸収溶液に吸収させ、第1吸収器の稀溶液は溶液ポンプにより第1熱交換器を通し、第1発生器に導き、低温水により加熱して冷媒蒸気と濃溶液とに分離し、第1発生器において分離した濃溶液は、第1熱交換器を通し、第1吸収器に送り、再び冷媒蒸気を吸収させて第1吸収器と第1発生器の間を循環させ、第1発生器において発生した冷媒蒸気は第2吸収器において吸収溶液に吸収させ、第2吸収器の稀溶液は溶液ポンプにより第2熱交換器、第3熱交換器を経て第2発生器に導いて蒸気(高温熱源)により加熱して中間濃度溶液と冷媒蒸気とに分離し、第2発生器において分離した中間濃度溶液は第3熱交換器を経て第3発生器に導き、第2発生器において発生した冷媒蒸気により、さらに加熱して濃溶液と冷媒蒸気とに分離し、第3発生器において分離した濃溶液は、第2熱交換器を経て第2吸収器に送り、再び第1発生器より発生した冷媒蒸気を吸収し、吸収溶液は第2吸収器、第2発生器、第3発生器の順で循環させ、また、第2発生器において発生した冷媒蒸気は第3発生器に導いて中間溶液を加熱濃縮し、凝縮した後、凝縮器に導き、第3発生器において発生した冷媒蒸気を凝縮器に導き、冷却水(ここでは暖房用温水)に潜熱を与えて凝縮し、凝縮器の冷媒は蒸発器に送り、低温熱源の熱を汲み上げて蒸発させ、このサイクルを繰り返す間に、暖房用温水を温水とり出しラインを経由して第1吸収器、第2吸収器、凝縮器の順に流し、第1吸収器、第2吸収器においては吸収熱、凝縮器においては凝縮熱をそれぞれ吸収させて昇温し、これを放熱器側に循環させるように構成して成る低温熱源利用吸収ヒートポンプ。
IPC (2件):
F25B 15/00 303 ,  F25B 30/04 520

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