特許
J-GLOBAL ID:200903081974061576

電離箱型放射線検出器における放射線検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-272717
公開番号(公開出願番号):特開2001-091655
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 検出信号のSN比および立ち上がり勾配を大きくすることにより、放射線の検出エネルギ分解能および検出時間分解能のよい、電離箱型放射線検出器による放射線検出方法を提供する。【解決手段】 電離箱型放射線検出器において、放射線検出素子(1)を挟むように配置された1対の陰極(2)および陽極(3)の電極面を、それぞれ複数の領域(A1 ,B1 ,C1 ,D1 ,A2 ,B2 ,C2 ,D2 )に絶縁分割し、複数の陰極および陽極の電極面対を構成し、それらの複数の電極面対にバイアス電圧をかけ、放射線検出素子への放射線入射により発生する各分割電極面の電位変化を、陽極側と陰極側でそれぞれ、整流作用を有する電子素子を経て合成し、合成された陽極(E1 )と陰極(E2 )の電位変化の差を検出信号とすることにより、放射線を検出する。
請求項(抜粋):
電離箱型放射線検出器において、放射線検出素子を挟むように設置された陰極および陽極の電極面を、それぞれ複数の領域に絶縁分割し、複数の陰極および陽極の電極面対を構成し、それらの複数の電極面対に、分割前と同じバイアス電圧をかけ、この時に、放射線検出素子への放射線入射により発生する各分割電極面の電位変化を、陽極側と陰極側でそれぞれ、整流作用を有する電子素子を経て合成し、合成された陽極側と陰極側の電位変化の差を放射線の検出信号とすることにより、SN比が大きく、立ち上がり勾配が大きい検出信号を得ることを特徴とする放射線検出方法。
IPC (4件):
G01T 1/185 ,  G01T 1/161 ,  G01T 1/24 ,  H01J 47/02
FI (4件):
G01T 1/185 C ,  G01T 1/161 C ,  G01T 1/24 ,  H01J 47/02
Fターム (15件):
2G088EE02 ,  2G088FF07 ,  2G088GG21 ,  2G088JJ32 ,  2G088JJ33 ,  2G088KK03 ,  2G088KK05 ,  2G088KK06 ,  2G088KK07 ,  2G088LL11 ,  2G088LL18 ,  5C038DD02 ,  5C038DD03 ,  5C038DD09 ,  5C038DD15

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