特許
J-GLOBAL ID:200903081975174927

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314240
公開番号(公開出願番号):特開平9-151725
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】上流側触媒と下流側触媒を備えた場合に、排気浄化性能を高めると同時に、上流側触媒を保護できるようにすること。【解決手段】マニ触媒9が非活性中は、マニ触媒9の上流側に2次空気を導入し(S7 〜S10)、後燃えにより排気を浄化すると共に、マニ触媒9や床下触媒10の活性化を図る。そして、マニ触媒9が活性化したら(S3 又はS5で判断)、燃料を増量し、S16 〜S23 において、床下触媒10の入口部に2次空気を導入させる。これにより、マニ触媒9には、リッチな排気が導入され、酸化反応が抑制され昇温を抑制できるので、マニ触媒9の早期劣化を抑制できる。しかも、所定時間T2経過するまで燃料増量を行なわず、その後、燃料増量を図るようにしたので、床下触媒10の排気浄化性能の悪化を極力抑制することができる。
請求項(抜粋):
排気通路に直列に上流側排気浄化触媒と下流側排気浄化触媒とを介装した内燃機関の排気浄化装置において、排気中に導入される2次空気を供給する2次空気供給手段と、前記2次空気供給手段から供給される2次空気を、前記上流側排気浄化触媒の上流側で排気中に導入させる第1の2次空気導入通路と、前記第1の2次空気導入通路を連通・遮断する第1の連通・遮断手段と、前記2次空気供給手段から供給される2次空気を、前記下流側排気浄化触媒の入口部近傍から排気中に導入させる第2の2次空気導入通路と、前記第2の2次空気導入通路を連通・遮断する第2の連通・遮断手段と、前記上流側排気浄化触媒の活性度合いを検出する活性度合い検出手段と、前記活性度合い検出手段により前記上流側排気浄化触媒の活性度合いが所定以下であると検出されたときに、前記2次空気供給手段を駆動すると共に、前記第2の連通・遮断手段を介して前記第2の2次空気導入通路を遮断する一方、前記第1の連通・遮断手段を介して前記第1の2次空気導入通路を連通させ、2次空気を前記上流側排気浄化触媒の上流側で排気中に導入させる第1の2次空気導入制御手段と、前記上流側排気浄化触媒の温度が上限となるか否かを検出する触媒温度上限検出手段と、前記活性度合い検出手段により前記上流側排気浄化触媒の活性度合いが所定を越えていると検出され、かつ、前記触媒温度上限検出手段により前記上流側排気浄化触媒の温度が上限となると検出されたときに、前記2次空気供給手段を駆動すると共に、前記第1の連通・遮断手段を介して前記第1の2次空気導入通路を遮断する一方、前記第2の連通・遮断手段を介して前記第2の2次空気導入通路を連通させ、2次空気を前記下流側排気浄化触媒の入口部近傍から排気中に導入させる第2の2次空気導入制御手段と、前記第2の2次空気導入制御手段により2次空気の導入が開始されてから所定時間は、排気空燃比を理論空燃比近傍に維持すると共に、所定時間経過後に、排気空燃比をリッチ状態に制御する空燃比制御手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (8件):
F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/22 ZAB ,  F01N 3/22 301 ,  F01N 3/22 ,  F01N 3/22 311 ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02D 41/14 310
FI (8件):
F01N 3/20 ZAB H ,  F01N 3/22 ZAB ,  F01N 3/22 301 L ,  F01N 3/22 301 P ,  F01N 3/22 311 L ,  F01N 3/24 R ,  F01N 3/24 ZAB C ,  F02D 41/14 310 F
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
  • 内燃機関の排気浄化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-274054   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平4-284118
  • 特開昭49-029274
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