特許
J-GLOBAL ID:200903081988573219

超電導回転電機の真空排気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182242
公開番号(公開出願番号):特開平10-028369
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】低速回転状態下で断熱真空層の真空圧力測定・真空排気を行うこと。【解決手段】真空封じ切り型超電導回転電機回転子1に隣接して設置され、低速回転中の回転子1に適正な位置で結合がなされるクラッチ機構11と、シールオフバルブ7のキャップ33を分解組立するシールオフバルブキャップ分解組立機構29と、シールオフバルブ7に取付けられて真空チャンバ38を形成し、シールオフバルブ7のプラグ31を分解組立するシールオフバルブプラグ分解組立機構30と、真空チャンバ38内を真空排気する真空排気経路13を有する回転部8と、真空排気ポンプ17に接続された真空排気経路14を有し、回転部8を支持する軸受10と、各真空排気経路13,14を連通させ、かつ回転部8との隙間を大気よりシールするシール機構15を有する静止部9と、各真空排気経路13,14の少なくとも一方に設け真空圧力計19と、真空排気ポンプ17側の排気経路に設けた仕切り弁18とを備える。
請求項(抜粋):
回転子の内部に、当該回転子外周の常温部からの熱侵入を低減する断熱真空層と、当該断熱真空層から前記回転子表面まで連通する真空排気経路と、当該真空排気経路の回転子表面側端部にシールオフバルブとを設けて成る真空封じ切り型超電導回転電機における、前記断熱真空層の真空を維持する真空排気装置において、前記超電導回転電機の回転子に隣接して設置され、低速回転中の当該超電導回転電機の回転子に適正な位置で結合がなされるクラッチ機構と、前記超電導回転電機の回転子表面に設けられたシールオフバルブのキャップを自動で分解組立するシールオフバルブキャップ分解組立機構と、前記シールオフバルブに取り付けられて真空チャンバを形成しつつ、当該シールオフバルブのプラグを自動で分解組立するシールオフバルブプラグ分解組立機構と、前記シールオフバルブプラグ分解組立機構の真空チャンバ内を真空排気するための第1の真空排気経路を有する回転部と、真空排気ポンプに接続された第2の真空排気経路を有し、前記回転部を支持する軸受と、前記第1および第2の各々の真空排気経路を連通させ、かつ前記回転部との隙間を大気よりシールするシール機構を有する静止部と、前記第1の真空排気経路または第2の真空排気経路のうち、少なくとも一方の真空排気経路に設けられた真空圧力計と、前記真空圧力計より真空排気ポンプ側の排気経路に設けられた仕切り弁と、を備えて成ることを特徴とする超電導回転電機の真空排気装置。

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