特許
J-GLOBAL ID:200903082003034838

センサレスブラシレスDCモータの停止時における回転子の磁極位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-345313
公開番号(公開出願番号):特開平9-163788
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 センサレスブラシレスDCモータの回転子の磁極位置を停止状態下で容易に検出できるようにした。【解決手段】 3相の固定子巻線2u,2v,2wを備えた固定子と、回転子3との間を鎖交する磁束によって渦電流を発生させる手段と、前記渦電流によって固定子巻線のインピーダンスが変化することにより固定子巻線の各相に発生する高周波電圧を検出する電圧検出手段8a〜8cと、前記電圧検出手段により検出した各高周波電圧Vvw0 ,Vwu0 ,Vuv0 をセット信号のタイミングで取込みこれを保持する電圧値保持手段9と、マイクロコンピュータ10内において、前記電圧値保持手段から出力する電圧Vvw1 ,Vwu1 ,Vuv1 の電圧値を3相-2相変換してベクトル量のα成分とβ成分とに変換し、これらにより回転子の停止時における磁極位置を推定し、推定された回転子の磁極位置情報に基づき駆動制御されるインバータ回路5とを具備する。
請求項(抜粋):
3相の固定子巻線を巻装した固定子と外表面の所定位置に非磁性体層を形成した永久磁石からなる回転子との間を鎖交する磁束によって渦電流を発生させる手段と、前記渦電流により固定子巻線のインピーダンスが変化することによって固定子巻線の各相に回転子の磁極位置に応じて異って発生する高周波電圧を検出する電圧検出回路と、前記検出した各高周波電圧を一定周期で出力するセット信号のタイミングで取込みこれを保持する電圧値保持回路と、前記電圧値保持回路から出力する電圧の電圧値を3相-2相変換してベクトル量のα成分とベクトル量のβ成分とに変換する手段と、前記α成分とβ成分とにより回転子の停止時における磁極位置を推定して演算処理する回転子磁極位置推定演算手段と、更に、回転子磁極位置推定演算手段により推定された回転子の磁極位置推定情報にて駆動制御されるインバータ回路とを具備して構成したことを特徴とするセンサレスブラシレスDCモータの停止時における回転子の磁極位置検出装置。
IPC (2件):
H02P 6/18 ,  H02M 7/5387
FI (2件):
H02P 6/02 371 T ,  H02M 7/5387 Z

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