特許
J-GLOBAL ID:200903082008542670

電力変換器の過熱保護装置、その機能を有する電気自動車のインバータ制御装置およびインバータ冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-012135
公開番号(公開出願番号):特開平10-210790
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 インバータのスイッチング素子が高温状態にあり、かつ、アクセル全開によって素子温度が急上昇したとき、素子過熱が発生するおそれがある。【解決手段】 インバータECU9は、アクセル開度A%を基に、モータ5が出力すべきトルク(トルク指令)を決定する。そして、インバータ3の半導体素子温度とその時間変化率を基に、決定したトルク指令を調整する。調整後のトルク指令に対応する制御信号を生成する。この制御信号に従って、インバータ3は電流を変換しモータ5に供給する。半導体素子温度が高温状態にあり、素子温度の時間変化率が大きいときは、これに応じてトルク指令が小さくされる。出力トルクを小さくすると半導体素子の発熱量も少なくなり、素子過熱が防止される。
請求項(抜粋):
電源からの電力を変換して負荷装置に供給する電力変換器を使用時の過熱から保護する電力変換器の過熱保護装置であって、電力変換器の温度を検出する温度検出手段と、温度検出結果に基づいて、変換器温度の時間変化率を求める温度変化率演算手段と、変換器温度検出値とその時間変化率に応じて温度調整量を決定し、決定した温度調整量に従って電力変換器の温度を調整する変換器温度調整手段と、を含み、変換器温度の時間変化率に基づいた温度調整により、温度急上昇に伴う電力変換器の過熱を防ぐことを特徴とする電力変換器の過熱保護装置。
IPC (4件):
H02P 7/63 302 ,  B60L 3/00 ,  H02M 7/48 ,  H02P 7/36
FI (4件):
H02P 7/63 302 S ,  B60L 3/00 J ,  H02M 7/48 M ,  H02P 7/36 U

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