特許
J-GLOBAL ID:200903082012970880
周波数分割多重信号発生装置及び復号装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-263971
公開番号(公開出願番号):特開平9-107345
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 従来はOFDM信号に対し、特に瞬間的に生じるピーク電力に対する対策を施していないため、まれに大電力が発生されることがある。【解決手段】 IFFT回路33は4つのIFFT演算部を有しており、入力データをそれぞれ4分割してそれぞれのIFFT演算部によりIFFT演算する。キャリアホールを設定するために、IFFT回路33の所定の入力端子への電圧は0に設定してある。極性制御回路42〜45は、ピーク検出回路37〜40により所定値以上のピーク電力が検出されたときは、IFFT回路33からの他のグループの周波数分割多重信号の極性を、所定値以上のピーク電力を打ち消す方向に設定して加算回路46に供給する。IFFT回路34はデータ極性判定回路41より入力された極性制御情報に対してIFFT演算を行い、キャリアホールの搬送波周波数に相当する搬送波で伝送される演算結果を出力する。
請求項(抜粋):
複数に分割されたディジタル情報信号をそれぞれを別々に変調して複数のグループの周波数分割多重信号を発生する第1の演算回路と、前記第1の演算回路の出力周波数分割多重信号のピーク電力及びピーク位置を前記グループ毎に検出する複数のピーク検出回路と、前記複数のピーク検出回路のうち対応するピーク検出回路からの検出信号に基づき、所定値以上のピーク電力が検出されたときは前記第1の演算回路からの他のグループの前記周波数分割多重信号の極性を、前記所定値以上のピーク電力を打ち消す方向に設定すると共に、極性情報を発生する極性制御手段と、前記極性制御手段により設定された極性情報を変調して前記周波数分割多重信号の最高周波数と最低周波数との間の周波数帯域内に含まれ、かつ、前記周波数分割多重信号とは異なる信号を発生する第2の演算回路と、前記極性制御手段により極性制御された前記第1の演算回路の出力周波数分割多重信号と、前記第2の演算回路の出力信号とを加算合成して出力する加算回路とを有することを特徴とする周波数分割多重信号発生装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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