特許
J-GLOBAL ID:200903082014025601

無線チャネル割当て方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-090990
公開番号(公開出願番号):特開平5-292010
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 自動車電話、携帯電話等の移動通信システムにおいて基地局と移動局との間の無線チャネルを割り当てるための方法と装置に関し、ファーストアベイラブル法とリューズパーティショニング法の長所のみを取り込み、かつ、ARP法のような処理の比例的な増大を招かない無線チャネル割当方法および装置を提供する。【構成】 無線ゾーンをシステム全体で使用可能なチャネル数Ns に等しい数の基地局12を中心とする同心円で等面積に分割してそれぞれの領域にチャネル1〜Ns を割り振り、チャネル割当て要求が発生したら、その移動局が位置する領域に対応するチャネルおよびその近傍を優先的に割り当てる。
請求項(抜粋):
複数の移動局と、該複数の移動局との間で共通資源として使用可能な複数の無線チャネルが確保された複数の基地局とを含む移動通信システムの移動局と基地局との間に無線チャネルを割り当てる方法であって、i)基地局・移動局間の距離を複数区間に区切った各区間と前記複数の無線チャネルの各々との間の対応関係を定め、ii)無線チャネルを割り当てるべき移動局と基地局との間の距離を推定し、iii) 前記対応関係に従って、推定された距離から無線チャネルの候補を決定し、iv)該無線チャネルの候補が該基地局において使用されておらず、かつ、所定の受信条件が満たされているか否かを判定し、v)iv)の条件が満足されていれば該候補を前記移動局と基地局との間で使用する無線チャネルと決定し、vi)iv)の条件が満足されなければ所定の手順に従って候補を変更し、vii) iv)の条件が満足されるか或いは前記複数の無線チャネルのすべてについて検索が終るまでiv)〜vi)を繰り返し、viii)決定された無線チャネルを前記移動局と基地局との間に割り当てることを特徴とする無線チャネル割当て方法。

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