特許
J-GLOBAL ID:200903082019895175

アンバランス-バランス変換回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-124526
公開番号(公開出願番号):特開平7-307625
出願日: 1994年05月13日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は高周波信号入力時の差動増幅器の同相利得を抑え、素子数が少ない簡単な構成で高周波数領域にわたって出力バランス度の良いアンバランス-バランス変換回路を提供することを目的とする。【構成】 差動対トランジスタQ1及びQ2のエミッタ抵抗R3及びR4によりエミッタ電流帰還がかかっているので、差動増幅回路の周波数特性はエミッタ電流帰還がかかっていない構成に比し、広くなり、かつ、利得も小さくなる。抵抗R8はバランス出力の直流電位を低下する。コンデンサC1はトランジスタQ1及びQ2のコレクタ負荷の高周波信号に対するインピーダンスを低下させるように作用する。この結果、高周波信号入力時の定電流源のインピーダンスの低下を、コンデンサC1によるトランジスタQ1及びQ2のコレクタ負荷の高周波信号に対するインピーダンスの低下によりキャンセルすることができる。
請求項(抜粋):
アンバランス信号がベースに入力される第1のトランジスタと、ベースが交流的に接地され、該第1のトランジスタと共に差動対トランジスタを構成する第2のトランジスタと、該第1及び第2のトランジスタのそれぞれのコレクタに一端が接続された第1及び第2の抵抗と、該第1及び第2のトランジスタのそれぞれのエミッタに一端が接続された第3及び第4の抵抗と、該第3及び第4の抵抗の各他端と第1の電源端子との間に共通に接続された定電流源と、該第1及び第2の抵抗の各他端と第2の電源端子との間に共通に接続された第5の抵抗と、該第5の抵抗に並列に接続されたコンデンサと、該第1及び第2のトランジスタのコレクタ出力信号がそれぞれ供給される第1及び第2のエミッタフォロワ回路とを有することを特徴とするアンバランス-バランス変換回路。
IPC (2件):
H03F 3/45 ,  H03H 11/32

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