特許
J-GLOBAL ID:200903082020072085
変速装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 雅夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-151945
公開番号(公開出願番号):特開2001-330109
出願日: 2000年05月23日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、アイドル運転状態等の低速・低負荷運転状態において、歯車箱内の潤滑油レベルを下げて変速装置の回転抵抗を下げることにより、歯車列の噛合い歯車で生じるアイドルガラ音を低減させる変速装置を提供する。【解決手段】 低速・低負荷運転状態では、変速装置1の主ケーシング4と副ケーシング10からなる歯車箱の内部の潤滑油を、配管84を通じて潤滑油給排機構80の貯留室83に回収する。歯車箱内の潤滑油の油面レベルが下がることにより、各変速段N1〜N5等に応じた歯車列が回転するときに潤滑油が歯車列に与える抵抗が下がり、歯車列が発生するアイドルガラ音が抑えられる。変速装置1の油冷装置であるオイルクーラ70が用いられているときには、潤滑油給排機構80の配管84を冷却配管72に接続することで、配管構造が簡単化される。
請求項(抜粋):
回転軸に軸支された歯車列と共に潤滑油を内部に収容した歯車箱、及び前記歯車箱に配管を通じて接続されており且つ前記歯車箱の内部に前記配管を通じて前記潤滑油を供給又は排出して前記歯車箱内部への潤滑油給排量を変更可能な潤滑油給排機構を具備し、前記潤滑油給排機構は、前記歯車列のガラ音を低減するため、前記回転軸又は前記歯車列を構成する歯車の回転数が予め定められた回転数以下であること、又は前記車両の速度が予め定められた速度以下であることに応答して、前記歯車箱内への前記潤滑油給排量を変更することにより前記歯車箱内の前記潤滑油の油面レベルを予め定められたレベル以下に低下させることから成る変速装置。
IPC (4件):
F16H 57/04
, F16N 7/38
, F16N 13/16
, F16N 31/00
FI (5件):
F16H 57/04 E
, F16H 57/04 G
, F16N 7/38 D
, F16N 13/16
, F16N 31/00 Z
Fターム (16件):
3J063AA01
, 3J063AB02
, 3J063AC06
, 3J063BA09
, 3J063BA11
, 3J063CB01
, 3J063CD41
, 3J063XB06
, 3J063XD03
, 3J063XD14
, 3J063XD38
, 3J063XD41
, 3J063XD64
, 3J063XD72
, 3J063XE12
, 3J063XE31
前のページに戻る