特許
J-GLOBAL ID:200903082021574254

単動揺動形アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 義輝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-360544
公開番号(公開出願番号):特開2001-187905
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 シリンダの開放端を閉蓋するカバーを左右何れの開放端にも使用でき、構成部品の共通化を図るように形成した単動揺動形アクチュエータを提供する。【解決手段】 シリンダ1と、シリンダ1内を摺動自在に設けたピストン2と、ピストン2の摺動により回動する出力軸3を備えたアクチュエータ本体と、前記ピストン2の一端にばね力を作用させるばね装置11と、前記アクチュエータ本体とばね装置11とは締結手段によりシリンダ1の端面を覆うケースカバー18に取付け可能としばね装置11をシリンダ1の左右端の何れにでも取付け可能としたことにより、加圧流体による往動の際の出力軸3の回転方向を変えられるようにすると共に、ばね装置11に替え複動作動形の構成としてのシリンダ1の開放端を閉蓋するカバー20を、左右何れの開放端にも使用できるように形成した単動揺動形アクチュエータとした。
請求項(抜粋):
シリンダ(1)と、シリンダ(1)内を摺動自在に設けたピストン(2)と、ピストン(2)の摺動により回動する出力軸(3)を備えたアクチュエータ本体と、前記ピストン(2)の一端にばね力を作用させるばね装置(11)と、前記アクチュエータ本体とばね装置(11)とは締結手段によりシリンダ(1)の端面を覆うケースカバー(18)に取付け可能とし、前記ばね装置(11)はばねケース(12)を摺動するばねピストン(13)とばねピストン(13)に固定しケースカバー(18)を貫通しピストン(2)の一端に当接するばねロッド(17)とを有し、前記シリンダ(1)には側面の軸方向に突状部(38)が設けられ、該突状部(38)にシリンダ(1)内に流体室A(40)を開口しピストン(2)をばね装置(11)に向かって加圧するピストン加圧流路(26)と、ケースカバー(18)とばねピストン(13)との間に流体室B(41)を開口し、前記ピストン加圧流路(26)に接続されるばね加圧流路(27)を設けた単動揺動形アクチュエータにおいて、前記加圧流路(26・27)をシリンダ(1)両端にそれぞれ開口させ、シリンダ(1)の両端を、加圧流体を導く突状部(38)に設けた加圧流路(26・27)とシリンダ(1)の軸線(34)とを結ぶ直線(32)に対し、シリンダ(1)端部の側面に設けた突起(42)に取付けねじ孔(33)を対称に穿設した同一断面の開放端に形成し、ばね装置(11)をシリンダ(1)の左右端の何れにでも取付け可能としたことにより、加圧流体による往動の際の出力軸(3)の回転方向を変えられるようにすると共に、ばね装置(11)に替え複動作動形の構成としてのシリンダ(1)の開放端を閉蓋するカバー(20)を、加圧流路(26・27)とシリンダ(1)の軸線(34)を通る直線(32)に対して取付け孔(43)を対称に穿設し、加圧流路(26・27)を突出部分(36)の加圧流路(26・27)に対向して設けた加圧流体を導く溝(39)で覆うように形成し、左右何れの開放端にも使用できるように形成した単動揺動形アクチュエータ。

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