特許
J-GLOBAL ID:200903082025296755
二軸延伸多層フィルム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-219815
公開番号(公開出願番号):特開平6-039975
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 帯電防止性に優れた2軸延伸多層フィルムを提供する。【構成】 メルトフローレートとアイソタクチックペンタッド分率(P)との関係が1.00≧P≧0.015logMFR+0.955を満足する高結晶性ポリプロピレンに、式Iで表されるジエタノールアミン0.05〜0.20重量%、およびアミン1モルに対して酸化エチレン2〜3モルを付加させて得られるポリオキシエチレンアルキルアミンもしくはポリオキシエチレンアルケニルアミンと高級脂肪酸とを反応させて得られる化合物を0.5〜1.5重量%配合した組成物を基材層とし、該基材層の少なくとも片面に、(P)が0.900〜0.945の結晶性ポリプロピレンに、軟化点が140°C以下のポリオレフィン系ワックスを0.1〜3.0重量%および平均粒径5μm 以下のブロッキング防止剤を0.05〜0.5重量%配合した表面層が積層されている2軸延伸多層フィルム。
請求項(抜粋):
メルトフローレート(以下、MFRという。)とアイソタクチックペンタッド分率(P)との関係が式1.00≧P≧0.015logMFR+0.955を満足する高結晶性ポリプロピレンに、つぎの一般式【化1】で表されるアルキルジエタノールアミンもしくはアルケニルジエタノールアミン(以下、化合物Aという。)を組成物に対して0.05〜0.20重量%および一般式R1 NH2(式中のR1 は炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニル基である。)で表されるアルキルアミンもしくはアルケニルアミン1モルに対して酸化エチレン2〜3モルを付加させて得られるポリオキシエチレンアルキルアミンもしくはポリオキシエチレンアルケニルアミンと炭素数12〜22の高級脂肪酸の中から選ばれた少なくとも1種の高級脂肪酸とを反応させて得られる化合物(以下、化合物Bという。)を組成物に対して0.5〜1.5重量%配合した組成物を基材層とし、該基材層の少なくとも片面に、アイソタクチックペンタッド分率(P)が0.900〜0.945の範囲にある結晶性ポリプロピレンに、軟化点が140°C以下のポリオレフィン系ワックスを組成物に対して0.1〜3.0重量%および平均粒径5μm 以下のブロッキング防止剤を組成物に対して0.05〜0.5重量%配合した組成物が表面層として積層されていることを特徴とする二軸延伸多層フィルム。
IPC (6件):
B32B 27/32
, B29C 55/12
, B32B 27/18
, B29K 23:00
, B29L 7:00
, B29L 9:00
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