特許
J-GLOBAL ID:200903082027825380

混合水栓における温度調節ハンドルの連結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-211948
公開番号(公開出願番号):特開平8-053864
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】温調ハンドルをスピンドル操作軸に対してビスにより締結し、そのビス締結部を温調ハンドルへの化粧キャップの嵌込みにて隠蔽することに起因して生ずるハンドル部の美観の低下及び化粧キャップの嵌合部に水垢や埃等が溜る問題を解決する。【構成】温度調節ハンドル82とスピンドル操作軸72との間に小径の伝達部材84を介設し、伝達部材84をスピンドル操作軸72に対して所望の回転方向位置で一体回転状態にセレーション結合した上ビス102にて抜け止めする。一方、伝達部材84に対して温調ハンドル82をその内面側に形成した嵌合部112において且つ位置決機構にて定めた特定回転方向位置で嵌め合わせ、且つOリング108と嵌合溝との弾性嵌合に基づいて温調ハンドル82の伝達部材84からの抜止めを成す。
請求項(抜粋):
(イ)混合室内の混合水の温度を感知して伸縮する感温素子と、(ロ)該感温素子の伸縮動作に伴って軸方向に位置移動し、湯流入ポートと水流入ポートの開口比率を変化させる弁体と、(ハ)該感温素子の一端に係合し、自身の進退運動を該感温素子及び弁体に伝達するスピンドルと、(ニ)該スピンドルにねじ結合し、自身の回転運動に基づいて該スピンドルを進退駆動するスピンドル操作軸と、(ホ)該スピンドル操作軸に対して一体回転状態に結合され、加えられた回転操作力を該スピンドル操作軸に作用させる温度調節ハンドルとを備えた混合水栓における該温度調節ハンドルの該スピンドル操作軸への連結構造であって該温度調節ハンドルを該スピンドル操作軸に対して所望の回転方向位置でセレーション結合して両者を一体回転状態とするとともに、該温度調節ハンドルの内面側に形成した嵌合部を、該スピンドル操作軸若しくは該スピンドル操作軸に対して軸方向位置が固定の部材の嵌合部に嵌合した上、それら各嵌合部の何れか一方にOリングを装着・保持させる一方、他方の対応する部位に該Oリングに弾性嵌合する環状の嵌合溝を形成し、該Oリングと嵌合溝との弾性嵌合に基づいて該温度調節ハンドルの該スピンドル操作軸からの抜止めを成したことを特徴とする混合水栓における温度調節ハンドルの連結構造。

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