特許
J-GLOBAL ID:200903082034171183

流体温度補償機能を有する熱式流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-350363
公開番号(公開出願番号):特開2001-165735
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】 流入する流体の温度が急激に変化しても、流体温度補償を的確に行って正確な流量検知を行うことが可能な流量計を提供する。【解決手段】 流体流入開口14から流体流出開口16まで延びた流体流通路が形成されている金属製のケーシング部材2内において、流体との熱の授受が行われる流量検知ユニットのフィンプレート44及び流体温度検知ユニットのフィンプレート44’が配置された流通路部分8よりも流体流通に関し上流に、流通路部分8の流通断面積の5倍以上の流通断面積の流体滞留領域6が形成されている。流体滞留領域6内での流体流通速度は流通路部分8における流体流通速度の1/5以下となる。
請求項(抜粋):
流体流入開口から流体流出開口まで延びた流体流通路が形成されているケーシング部材、該ケーシング部材に取り付けられており前記流体流通路内の流体との熱の授受により前記流体の前記流体流通路内での流通に対応して電気的特性値が変化する流量検知ユニット、及び、前記ケーシング部材に取り付けられており前記流体流通路内の流体との熱の授受により前記流体の温度に対応して電気的特性値が変化する流体温度検知ユニットを備えており、前記流体の流量の検知を前記流体温度検知ユニットの電気的特性値にも基づいて行うようにしてなる熱式流量計であって、前記流量検知ユニットと前記流体との熱の授受が行われる位置及び前記流体温度検知ユニットと前記流体との熱の授受が行われる位置よりも前記流体の流通に関し上流において、前記流体流通路には前記流量検知ユニットと前記流体との熱の授受が行われる位置または前記流体温度検知ユニットと前記流体との熱の授受が行われる位置における流通断面積の5倍以上の流通断面積の流体滞留領域が形成されていることを特徴とする、流体温度補償機能を有する熱式流量計。
IPC (3件):
G01F 1/68 ,  G01F 1/00 ,  G01F 15/02
FI (3件):
G01F 1/68 ,  G01F 1/00 W ,  G01F 15/02
Fターム (7件):
2F030CA10 ,  2F030CD15 ,  2F030CE13 ,  2F031AC01 ,  2F031AD01 ,  2F035EA04 ,  2F035EA08

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