特許
J-GLOBAL ID:200903082038057547

データーキャリアーの位置検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060285
公開番号(公開出願番号):特開平11-218571
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】生産工程の多様な設置環境に対応して、何時でも何処にあっても呼び出せて、アクセスができて、動作モードの切換えができるデーターキャリアーと、その位置を検出できる通信システムによりリアルタイムにフレキシブルな生産工程分析と管理を可能にする。【解決手段】無線通信と遠赤外線通信の2系統の通信手段を内蔵したデーターキャリアーとしての無線移動局を用意し、無線の固定局側にはデーター通信以外に電波の発信源までの距離を計測出来る機能を持たせて、最低3台以上用意し、通信カバーエリアに、出来るだけ均等に碁盤の目状に設置し、有線通信でセンターシステムコンピューターと接続し、連続アクセス、間欠アクセス、ランダムアクセスなどのモードでデーターを集め、管理する。発信源から3個所の固定局までの距離データーを集めて発信源の位置を算出しディスプレーする。
請求項(抜粋):
最低3台以上のデーター伝送用無線設備を固定局S1(2)〜S6(7)として数十メートル間隔で設置した図1のようなフロアー(1)で、他に移動可能なデーター伝送用無線設備とデーターキャリアーを一体化した移動局ID1〜IDN(8)として用意して、そのうちの1個、移動局IDN(8)から送信された電波の電界強度を各固定局側で計測し、移動局の送信アンテナから固定局の受信アンテナまでの距離を電界強度対距離の関係式、または表を用いて、換算しセンターコンピューターCPU(12)へ距離データーとして集めて、各固定局の位置を基準にして移動局IDN(8)の相対位置を計算して、CRTモニター(11)にあらかじめ現実の工場レイアウトを表示し、それと重ねあわせて記号や数値で移動局IDN(8)の位置を表示し、データーを管理する、データーキャリアーの位置検出システム。ただし各固定局から移動局IDN(8)までの距離計測方法は、固定局の検波段に近い中間周波段から分配して取り出した搬送波を、整流したDCレベルが既定値に至るに要する電界強度が受信アンテナに得られる距離に位置する移動局を基準位置として、少し接近させて、そのアンテナ入力アップに対して、アンテナ入力段と中間周波段にアッテネーターを用意して減衰させて、何メートル接近した場合、ゲインを何デシベル低下させればDCレベルがもとの既定値に至るか、と言う制御方法で、「距離対減衰度の関係式」か「表」を用意して、それを制御プログラムに組み込んで、アンテナ入力があれば既定値になる減衰率を求め、その減衰率から距離を換算するものとする。
IPC (6件):
G01S 5/14 ,  G05B 15/02 ,  H04Q 7/34 ,  H04B 10/105 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22
FI (4件):
G01S 5/14 ,  G05B 15/02 Z ,  H04B 7/26 106 D ,  H04B 9/00 R

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