特許
J-GLOBAL ID:200903082042556868
画像信号符号化装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-144244
公開番号(公開出願番号):特開平8-018952
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】ディジタル画像信号の高能率符号化において画像の局所的性質に応じて適応的に量子化制御を行う際に,適切な量子化ステップの設定を可能とし,情報量の削減と画質の向上を図ることを目的とする。【構成】分割された小ブロック毎に特徴量を算出する。フレーム特徴量分布状態算出手段3はフレームの特徴量の分布状態を調べ,フレーム特徴量分布状態記憶手段4に過去または未来の複数のフレームの特徴量の分布状態を記憶しておく。現フレーム特徴量分布状態推定手段5は,符号化対象フレームの特徴量の分布状態を,記憶しておいた過去または未来の複数のフレームの特徴量の分布状態を用いて推定し,量子化特性決定手段6は,それを参照して符号化対象小ブロックの量子化特定を決定する。
請求項(抜粋):
ディジタル画像信号に対し,画像データの特徴量の分布状態に従って量子化特性を変化させて符号化を行う画像信号符号化装置において,符号化対象フレームの画像データを小ブロックに分割する手段と,小ブロック毎にその小ブロックの性質を表す特徴量を求める手段と,1フレームに渡っての特徴量の分布状態を調べて記憶する手段と,過去または未来の複数のフレームの特徴量の分布状態から符号化対象フレームの特徴量の分布状態を推定する手段と,推定された符号化対象フレームの特徴量の分布状態と符号化対象フレーム中の各小ブロック毎に求められる特徴量を参照することにより,符号化対象小ブロックの量子化特性を決定する手段とを有することを特徴とする画像信号符号化装置。
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