特許
J-GLOBAL ID:200903082045184821

ヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-068068
公開番号(公開出願番号):特開2002-267378
出願日: 2001年03月12日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 熱交換素子用のヒートパイプであって、コンテナ内でガス状および液状となされた作動流体が、各々最適な通路を通って還流し、熱伝達性能が向上する。ヒートパイプを偏平状として、幅広の吸熱部と放熱部を容易に形成することができ、製造コストが安くつく。軽量化を果たすとともに、設置スペースが小さくてすみ、パソコン等の狭いスペースにも設置可能とする。【解決手段】 コンテナ構成部材の第1主壁形成部12に通路形成用凸条15が並列状に設けられて、通路形成用凸条同士15,15の間、および側壁形成部13,14と通路形成用凸条15との間に幅狭の液状作動流体還流用通路16が形成され、コンテナ構成部材の第2主壁形成部22に少なくとも1つの補強凸条25が設けられて、補強凸条25と側壁形成部23,24との間、および補強凸条25,25同士の間に、幅広のガス状作動流体通路26が形成されている。
請求項(抜粋):
第1主壁形成部とこれの両側縁に一体成形された側壁形成部とを有するコンテナ構成第1部材、および第2主壁形成部とこれの両側縁に一体成形された側壁形成部とを有するコンテナ構成第2部材が組み合わされて、両部材の側壁形成部が液密に接合されるとともに、組み合わされたコンテナ構成第1および第2部材の両端部が塞がれている偏平状コンテナ内に、作動流体が封入されているヒートパイプであって、コンテナ構成第1部材の第1主壁形成部に、長手方向に伸びる通路形成用凸条が並列状に設けられて、通路形成用凸条同士の間、および両側壁形成部とこれらに隣接する通路形成用凸条との間に、幅狭の液状作動流体還流用通路がそれぞれ形成され、コンテナ構成第2部材の第2主壁形成部に、長手方向に伸びる少なくとも1つの補強凸条が、第1主壁形成部の通路形成用凸条のいずれかと対向するようにかつ両側壁形成部とこれらに隣接する補強凸条との間、あるいはまたこれらの間および補強凸条同士の間に、幅広のガス状作動流体通路が形成され、各補強凸条の長手方向の中間部分に切欠きが設けられ、各補強凸条の先端部が通路形成用凸条の先端部に突き合わされて、各補強凸条の切欠き部分がガス状作動流体通過用連通孔となされていることを特徴とする、ヒートパイプ。
IPC (3件):
F28D 15/02 102 ,  F28D 15/02 ,  F28D 15/02 101
FI (3件):
F28D 15/02 102 H ,  F28D 15/02 M ,  F28D 15/02 101 H

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