特許
J-GLOBAL ID:200903082046039442

差動歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 唐木 貴男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276781
公開番号(公開出願番号):特開平6-109084
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 内公転型差動歯車減速機の前段に遊星ギヤ減速機を設けることにより振動と騒音の低減を図る。【構成】 内公転型差動歯車減速機の前段(入力軸側)には、遊星ギヤ減速機が設けられている。この減速機の入力軸35は、太陽ギヤ35aを有しており、太陽ギヤ35aと、側蓋ケーシング38に設けられた太陽ギヤ35aと同心の内歯ギヤ38aとの間には、両者に噛合する遊星ギヤ40が設けられており、遊星ギヤ40は遊星ギヤ支持板42に取付けてある軸41に支持されている。遊星軸21に入力される回転速度は、前段の遊星ギヤ減速機で減速されるため、内公転型差動歯車減速機の振動、騒音が減少される。
請求項(抜粋):
ケーシング内に軸受で支えられた出力軸と、ケーシング内に軸受で支えられると共に軸端が軸受を介して前記出力軸内筒部に同軸的に支えられる遊星軸と、同遊星軸の偏心部に前後一対の球軸受を介して嵌入することにより支えられている前後一対の遊星ギヤを有する遊星ギヤブロックとからなり、前記一対の遊星ギヤの一方をケーシングに固定の内歯ギヤに噛合すると共に、他方の遊星ギヤを前記出力軸の内歯ギヤに噛合してなる、遊星軸回転に対する出力軸回転が大減速比をもつ内公転差動歯車装置において、同遊星軸には前段遊星機構減速機が設けられ、外部からの入力は同前段遊星機構減速機で減速され、遊星軸に伝達されるべく構成したことを特徴とする差動歯車装置。

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