特許
J-GLOBAL ID:200903082050401997

ポリエステル共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-279605
公開番号(公開出願番号):特開平5-117381
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性および機械的強度の優れたポリエステル共重合体を製造する。【構成】 所定の成分を含有する芳香族ポリエステルとラクトン類とを、所定のリン化合物のうちの少なくとも一種およびポリエポキシ化合物の存在下にて反応させる。あるいは、上記リン化合物およびポリエポキシ化合物の代わりに、多官能イソシアネート化合物を用いる。上記芳香族ポリエステルは、テレフタル酸を含有する酸成分、エチレングリコールを主成分とし、さらに、下記一般式〔I〕で示されるジヒドロキシ化合物および下記一般式〔II〕で表されるモノヒドロキシ化合物のうちの少なくとも一種を含むジオール成分を構成成分とする。【化1】(式中、R1及びR2はそれぞれ独立してアルキレン基、pは3または4であり、qおよびrはそれぞれ独立して0または1以上の整数を示す)。【化2】(式中、R3はアルキレン基、tは2または3であり、mは0または1以上の整数を示す)。
請求項(抜粋):
芳香族ポリエステルとラクトン類とを、リン化合物およびポリエポキシ化合物の存在下で反応させてポリエステル共重合体を製造する方法であって、上記芳香族ポリエステルが、テレフタル酸を主成分とする酸成分、エチレングリコールを主成分とし、さらに、下記一般式〔I〕で表されるジヒドロキシ化合物および下記一般式〔II〕で表されるモノヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種を含むジオール成分を構成成分とし、該ジヒドロキシ化合物およびモノヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種が、芳香族ポリエステルを構成する全モノマー中の0.1〜30モル%の割合で含有され、上記ラクトン類が、ラクトンモノマーおよびポリラクトンのうちの少なくとも1種であり、上記リン化合物が、リン酸化合物、亜リン酸化合物、次亜リン酸化合物およびホスフィン類からなる群のうちの少なくとも一種であり、上記芳香族ポリエステルと上記ラクトン類の合計重量100重量部に対して、リン化合物が0.01〜1.00重量部、およびポリエポキシ化合物が0.05〜5.00重量部の割合でそれぞれ使用されることを特徴とするポリエステル共重合体の製造方法。【化1】(式中、R1およびR2はそれぞれ独立してアルキレン基を示し、pは3または4であり、qおよびrはそれぞれ独立して0または1以上の整数を示す)。【化2】(式中、R3はアルキレン基を示し、tは2または3であり、mは0または1以上の整数を示す)。
IPC (4件):
C08G 63/91 NLL ,  C08G 63/672 NNH ,  C08G 63/692 NMR ,  C08G 63/87 NMT

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