特許

J-GLOBAL ID：200903082053080385

印刷用紙収納カセット

発明者： 吉田 淳一
出願人/特許権者： オリンパス光学工業株式会社
代理人 (1件)： 伊藤 進
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-069913
公開番号（公開出願番号）：特開2001-253554
出願日： 2000年03月14日
公開日（公表日）： 2001年09月18日
要約：

【要約】【課題】 薄型で簡単な構成ながらも印刷用紙が一枚毎に良好に給送され、外部からの塵埃の侵入を防ぐことができて、印刷用紙を交換することで繰り返し使用可能な印刷用紙収納カセットを提供する。【解決手段】 底板部3aとその4辺から起立する周壁部3b,3c,3d,3eとを有して構成された容器状体3と、上記底板部3aに揺動可能に取り付けられる押圧板4と、この押圧板4を上方に押圧する円錐コイルばね等でなる弾性体6と、上記容器状体3の上方側を印刷用紙導出用開口部を除いて閉止する開閉操作可能な蓋体5と、を備え、上記周壁部3bに、給紙ローラの回動に伴って最上部の印刷用紙一枚のみが移送されその他の印刷用紙の移送を阻止する傾斜面3jと、印刷用紙収納カセットがプリンタ本体に装填されるときに給紙ローラに上方への分力を与えて押し上げる傾斜面3pとを設けた印刷用紙収納カセット1。

請求項（抜粋）：

複数枚の印刷用紙を内部に保持可能になされ、自己に対応するプリンタ本体のカセット挿入用開口部から上記印刷用紙の給送方向に沿って挿入され所定位置に装填されたときにこのプリンタ本体の給送機構によって上記保持された印刷用紙が当該プリンタ本体側の所定の給送経路に向けて導出され得るようになされた印刷用紙収納カセットであって、底板部と該底板部の周囲から起立するようにして設けられた周壁部とによって構成され上方側のみが開放された容器状体と、上記容器状体の上方側開放部をこの上方側開放部の印刷用紙移送方向の寸法との相対において比較的狭小な限定的範囲を印刷用紙導出用開口部として開放させ且つこの印刷用紙導出用開口部を除く略々全範囲を閉止するようになされると共に上記印刷用紙導出用開口部に臨む端縁乃至該端縁近傍部がそれによって当該印刷用紙が所定の押圧力によって該印刷用紙導出用開口部から突出することを規制する印刷用紙規制部をなし全体として開閉操作可能に構成された蓋体と、を有して構成され、上記容器状体周壁部のうち本印刷用紙収納カセットが上記プリンタ本体の挿入用開口部から挿入されるときの移動に係る先頭部位となる前端縁部は、収納された印刷用紙の端縁に沿って直線的に延長され当該周壁部の他部との相対において分厚くなされた前端部材を成し、且つ、この前端部材は、所定の下降位置にあるとき上記印刷用紙導出用開口部に露呈した当該印刷用紙に転接してこの印刷用紙を移送させるべく上記プリンタ本体内に昇降可能に設けられた給紙ローラに本印刷用紙収納カセットの進入に伴い上方への分力を与えるように接触しつつ該給紙ローラをその下降位置より上方へ押し上げて移動するように上記容器状体の外面側に形成された第1の傾斜面と、上記給紙ローラが印刷用紙を移送させるべく上記印刷用紙導出用開口部に露呈した当該印刷用紙に転接したときには該給紙ローラの回動に伴ってこの印刷用紙のみが自己の端縁からせり上がって該前端部材を乗り越えて移送されることを許容すると共に当該次の印刷用紙に対してはその端縁が当接した位置で変位を阻止させるように上記容器状体の内面側に形成された第2の傾斜面とを有してなるものであることを特徴とする印刷用紙収納カセット。

IPC (3件)：

B65H 1/12 310 ,  B65H 1/26 314 ,  B65H 3/52 310

FI (3件)：

B65H 1/12 310 A ,  B65H 1/26 314 A ,  B65H 3/52 310 G

Fターム (14件)：

3F343FA02 ,  3F343FB04 ,  3F343FC01 ,  3F343GA01 ,  3F343GB01 ,  3F343GC01 ,  3F343GD01 ,  3F343HB03 ,  3F343HC07 ,  3F343HC22 ,  3F343HC30 ,  3F343JA01 ,  3F343JD08 ,  3F343JD33