特許
J-GLOBAL ID:200903082054486911

非焼結電極を用いた円筒状アルカリ蓄電池およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317492
公開番号(公開出願番号):特開平11-149914
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 三次元的な網目構造をもった金属多孔体を活物質保持体として用いて渦巻状に巻回しても、内部短絡を生ずることなく良好に集電できる電極体を得る。【解決手段】 基体目付が400〜700g/m2のニッケル発泡体(ニッケルスポンジ)からなる活物質保持体10にペースト状活物質11を充填する。このペースト状活物質11を充填した活物質保持体10を乾燥させ、圧延した後、ペースト状活物質11を充填した活物質保持体10の上辺部12に垂直方向に超音波振動を加えて、活物質保持体10の上辺部12に充填された活物質11を剥離して活物質保持体10を露出させる。この露出部に幅1.5mm、厚み0.06〜0.18mm、穴径0.30〜1.00mmのニッケル金属製のリボン状パンチングメタル13を載置し、直径1.5mmの銅製の溶接棒を用いて2mm間隔で抵抗溶接を行い、ニッケル正極板10aを作製する。
請求項(抜粋):
発泡ニッケルからなる三次元的に網目構造をもった活物質保持体にペースト状活物質を保持した一方極の非焼結電極と、他方極の電極とをセパレータを介して渦巻状に巻回した電極体の前記一方極の非焼結電極の端部と、略円板状集電部と一方極の端子に接続される導出部からなる集電体の同略円板状集電部とを接続するとともに、他方極の端子を兼ねる円筒状金属製外装缶に収納して構成した非焼結電極を用いた円筒状アルカリ蓄電池であって、前記非焼結電極の前記集電体の略円板状集電部との接続部分に活物質未充填部分を形成し、この活物質未充填部分に多孔性金属板を溶着するとともにこの多孔性金属板の端部と前記略円板状集電部とを溶着したことを特徴とする非焼結電極を用いた円筒状アルカリ蓄電池。
IPC (3件):
H01M 2/26 ,  H01M 4/64 ,  H01M 10/28
FI (3件):
H01M 2/26 A ,  H01M 4/64 A ,  H01M 10/28 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平5-508512
  • 特許第2637949号

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