特許
J-GLOBAL ID:200903082056156684

ジアセトキシブテンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042089
公開番号(公開出願番号):特開平10-237017
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 不純物混入がなく、テトラヒドロフランの開環重合によるポリテトラメチレングリコールの製造の際の副生酢酸エステルを有効に利用できるジアセトキシブテンの製造方法の提供。【解決手段】 A及びB工程を有し、工程B-3で得る酢酸水溶液を工程A-3に供給するジアセトキシブテンの製造方法。A)次記3工程からなる工程A-1)ブタジエンをPd系触媒存在下、酢酸及び酸素と反応させるジアセトキシブテン生成工程A-2)反応生成物を蒸留して水、酢酸を塔頂から留出させるジアセトキシブテン缶出工程A-3)塔頂留出分を蒸留して水及び軽沸分を留出させる酢酸缶出工程B)次記3工程からなる工程(B-1)テトラヒドロフランを酸触媒存在下、無水酢酸中で開環重合させてポリテトラメチレングリコール酢酸ジエステルを得る工程(B-2)酢酸ジエステルをエステル交換触媒の存在下でC1〜4の低級アルコールとエステル交換してポリテトラメチレングリコール及び低級アルコール酢酸エステルを得る工程(B-3)低級アルコール酢酸エステルを触媒存在下で加水分解して酢酸水溶液と低級アルコールを得る工程
請求項(抜粋):
下記の(A)及び(B)工程を有し、且つ工程(B-3)で得られる酢酸水溶液を工程(A-3)に供給することを特徴とするジアセトキシブテンの製造方法。工程(A):次記3工程を有するジアセトキシブテンを製造する工程(A-1)ブタジエンをパラジウム系触媒の存在下で酢酸及び酸素と反応させてジアセトキシブテンを生成する工程(A-2)該反応生成物を蒸留して水、酢酸を塔頂から留出させてジアセトキシブテンを缶出する工程(A-3)該塔頂留出分を蒸留して水及び軽沸分を留出させて酢酸を缶出する工程工程(B):次記3工程を有するポリテトラメチレングリコールを製造する工程(B-1)テトラヒドロフランを酸触媒の存在下、無水酢酸中で開環重合させてポリテトラメチレングリコールの酢酸ジエステルを得る工程(B-2)該酢酸ジエステルをエステル交換触媒の存在下、炭素数1〜4の低級アルコールとエステル交換せしめ、ポリテトラメチレングリコール及び酢酸の低級アルコールエステルを得る工程(B-3)該酢酸の低級アルコールエステルを触媒の存在下で加水分解して、酢酸水溶液と低級アルコールを得る工程
IPC (6件):
C07C 69/16 ,  B01J 23/44 ,  C07C 27/02 ,  C07C 67/055 ,  C07C 67/54 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 69/16 ,  B01J 23/44 X ,  C07C 27/02 ,  C07C 67/055 ,  C07C 67/54 ,  C07B 61/00 300

前のページに戻る