特許
J-GLOBAL ID:200903082060964264

圧電型電気音響変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-115857
公開番号(公開出願番号):特開2004-328055
出願日: 2003年04月21日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】フィルムと筐体との接着状態や、リフロー時の熱の影響による周波数特性のばらつきや変動を防止できる圧電型電気音響変換器を提供する。【解決手段】複数の圧電セラミックス層が内部電極を間にして積層され、表裏主面に主面電極が形成され、主面電極と内部電極との間に交流信号を印加することにより面積屈曲振動を発生する圧電振動板1と、圧電振動板1より大形に形成され、表面の略中央部に圧電振動板が貼り付けられた樹脂フィルム10と、樹脂フィルム10の外周部を支持する支持部20fを有する筐体20,30とを備える。樹脂フィルム10はリフロー温度以上の耐熱性を持ち、樹脂フィルムの4つのコーナ部近傍を含む周辺部が筐体の支持部に接着固定され、樹脂フィルムの外周部に表裏方向に屈曲した凹凸部12が形成されている。凹凸部12によって応力を吸収し、周波数特性の変動を防止する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の圧電セラミックス層が内部電極を間にして積層され、表裏主面に主面電極が形成され、主面電極と内部電極との間に交流信号を印加することにより面積屈曲振動を発生する四角形状の圧電振動板と、上記圧電振動板より大形に形成され、表面の略中央部に上記圧電振動板が貼り付けられた四角形状の樹脂フィルムと、上記圧電振動板および樹脂フィルムを収納し、上記樹脂フィルムの圧電振動板が貼り付けられていない外周部を支持する支持部が設けられた筐体とを備えた圧電型電気音響変換器において、 上記樹脂フィルムはリフロー温度以上の耐熱性を持ち、 上記樹脂フィルムの4つのコーナ部近傍を含む周辺部が筐体の支持部に接着固定されており、 上記圧電振動板の面積は上記支持部に接着固定されていない樹脂フィルムの面積の40〜70%であり、 上記樹脂フィルムの圧電振動板が貼り付けられていない外周部であって、上記支持部に接着される部分より内周部に、表裏方向に屈曲した凹凸部が形成されていることを特徴とする圧電型電気音響変換器。
IPC (1件):
H04R17/00
FI (1件):
H04R17/00
Fターム (5件):
5D004AA12 ,  5D004AA13 ,  5D004BB01 ,  5D004CD09 ,  5D004FF06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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