特許
J-GLOBAL ID:200903082061065220

溶融効率を改善しガラスバッチ成分のグロスセグリゲーションを減少させる選択的ガラスバッチ形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 熊倉 禎男 ,  小川 信夫 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  平山 孝二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-572909
公開番号(公開出願番号):特表2005-519015
出願日: 2003年02月27日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
レジデントガラス融成物に添加されるガラスバッチ成分の反応経路を制御する方法が提供される。前記方法は、バッチレシピに一致する複数の原料バッチ成分を提供し、前記バッチ成分の一部分を選択的に組み合わせてレジデント融成物温度(K)の60から90%の範囲の溶融温度及び融成物粘度/100の粘度を有する第一の組合せ材料を作製し、更に前記バッチ成分の別の部分を選択的に組み合わせて、レジデント融成物温度の60から100%の範囲の反応温度を有し、ガラス融成物との反応の前に固態反応を介して中間化合物を形成することができる第二の組合せ材料を作製する工程を含む。前記第一及び第二の組合せ材料並びに残りの一切のバッチ成分を混合し、ガラスメルターに導入する。
請求項(抜粋):
ガラスメルターに存在するレジデント融成物温度Tm(K)で融成物粘度ηmを有するガラス融成物に添加されるガラスバッチ成分の反応経路を制御する方法であって、以下の工程、 バッチレシピに一致する量の複数の原料バッチ成分を提供する工程であって、前記複数の原料バッチ成分は少なくとも1つのガラス形成物質及び少なくとも1つのモディファイヤー物質を含む工程、 前記複数の原料バッチ成分の第一の部分を選択的に組み合わせて、前記レジデント融成物温度Tmの60から90%の範囲内にある溶融温度、及び前記融成物粘度ηm/100と等しいか又はそれより大きい前記融成物温度での粘度を有する第一の組合せ材料を提供する工程、 前記複数の原料バッチ成分の第二の部分を選択的に組み合わせて、前記レジデント融成物温度の60から100%の範囲内の反応温度を有し、それによって前記第二の組合せ材料が前記ガラス融成物と反応する前に固態反応を介して中間化合物を形成することができる第二の組合せ材料を提供する工程、 前記第一の組合せ材料、前記第二の組合せ材料、及び前記複数の原料バッチ成分の一切の残りの部分を混合してバッチ混合物を形成する工程、更に 前記バッチ混合物をガラスメルターに導入する工程、 を有することを特徴とする方法。
IPC (1件):
C03B1/00
FI (1件):
C03B1/00
Fターム (1件):
4G014AA00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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