特許
J-GLOBAL ID:200903082072770643

CDMAシステム及び故障移動機検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-196136
公開番号(公開出願番号):特開2003-018068
出願日: 2001年06月28日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】 基地局から移動機へ向けて送信する下り信号の送信電力を監視することで受信系統が故障した移動機の存在を検出し、故障した移動機からの下り送信電力増加要求によって下り送信電力が不必要に増加されるのを防止することで、他の移動機の通信への妨害を低減する。【解決手段】 基地局NodeBは移動機UEへ向けて送信する下り信号の送信電力を基地局制御装置RNCに報告する。基地局制御装置は下り信号の送信電力が予め設定したしきい値を超えている状態が所定時間継続している場合には移動機が故障であると判定し、故障移動機を移動機管理データベースDBに登録する。基地局制御装置は故障移動機からの呼接続要求に際して通常よりも低い目標通信品質を移動機に設定する。移動機の目標通信品質を低く設定しても下り送信電力の増加が要求される場合、基地局制御装置は故障移動機からの呼接続要求を拒否する。
請求項(抜粋):
移動機と、この移動機と無線通信を行なう基地局と、この基地局の呼接続機能の一部を集中制御する基地局制御装置と、この基地局制御装置に接続された移動機管理データベースとからなるCDMAシステムであって、前記移動機は、前記基地局から供給される目標受信品質クラスと現在の受信品質とを比較して現在の受信品質が目標品質になるように前記基地局に対して前記基地局の送信電力の変更を要求する送信電力変更要求手段を備え、前記基地局は、前記移動機から供給される送信電力変更要求に基づいて前記基地局から前記移動機へ向けて送信する下り信号の送信電力を変更する送信電力制御手段と、前記下り信号の送信電力に係る情報を前記基地局制御装置へ供給する送信電力情報供給手段とを備え、前記基地局制御装置は、前記下り信号の送信電力が予め設定したしきい値を超えている状態が予め設定した時間継続したことに基づいて前記移動機を故障と判定する移動機故障検出手段と、故障と判定された移動機を前記移動機管理データベースに登録する故障機登録要求を前記移動機管理データベースへ供給する故障機登録要求手段と、前記移動機からの呼接続要求に対して前記移動機管理データベースを検索してその移動機が故障である場合には移動機の目標受信品質クラスを下げる指示又は接続要求を拒否するメッセージを前記移動機へ供給する目標受信品質変更指示手段とを備えたことを特徴とするCDMAシステム。
IPC (4件):
H04B 7/26 ,  H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00 ,  H04Q 7/38
FI (4件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 7/26 K ,  H04B 7/26 109 N ,  H04J 13/00 A
Fターム (13件):
5K022EE01 ,  5K022EE21 ,  5K022EE31 ,  5K067AA26 ,  5K067AA33 ,  5K067BB02 ,  5K067CC10 ,  5K067DD24 ,  5K067DD27 ,  5K067DD45 ,  5K067DD51 ,  5K067HH22 ,  5K067LL14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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