特許
J-GLOBAL ID:200903082073657212
木部の自動締め付けナット部材
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹沢 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-320859
公開番号(公開出願番号):特開2001-140840
出願日: 1999年11月11日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 木部が乾燥に伴って収縮し、ボルト止めしている締め付けナットが弛緩した場合に、収縮した分だけ自動的に締め付け得るナット部材を提供すること。【解決手段】 一方の締め付けナット20と他方の締め付けナット30がそれぞれの複数の皿孔22、32に両端部41が固定的に挿入された複数の弾性棒状体40を介して連結され、該2個の締め付けナット20、30が木部100同士、或いは木部100と非木部101との接合部に挿通のボルト10のねじ部12に同軸状に締め付けられるとともに、弾性棒状体40が捩じれるまで他方の締め付けナット30が締め付けられて固定ナット50で固定され、木部100が収縮した場合には、弾性棒状体40の真っ直ぐに戻ろうとする力によって一方の締め付けナット20が収縮した分Aだけ自動的に締め付けられる。
請求項(抜粋):
木部(100)同士、或いは木部(100)と非木部(101)との接合部、或いは連結部をボルト止めする場合に用いられるナット部材であって、前記ボルト(10)のねじ部(12)と螺合するナット中心ねじ孔(21)、(31)の周縁部軸方向に、一方の締め付けナット(20)にあってはその表面(23)側より、他方の締め付けナット(30)にあってはその裏面(33)側よりそれぞれ複数の皿孔(22)、(32)が穿設された2個の締め付けナット(20)、(30)と、該2個の締め付けナット(20)、(30)の各皿孔(22)、(32)にその両端部(41)が挿入されて設けられた複数の弾性棒状体(40)と、前記2個の締め付けナット(20)、(30)のうち他方の締め付けナット(30)を二重ナットにして固定する固定ナット(50)とを含み、前記複数の弾性棒状体(40)を介して同軸状に連結された前記2個の締め付けナット(20)、(30)が前記ボルト(10)に螺着され、かつ前記複数の弾性棒状体(40)が捩じれるまで前記他方の締め付けナット(30)が締め付けられるとともに、該締め付けナット(30)が前記固定ナット(50)にて固定され、前記木部(100)が乾燥し、それに伴い収縮が起こって前記一方の締め付けナット(20)が弛緩した場合に、前記複数の弾性棒状体(40)の真っ直ぐに戻ろうとする作用によって前記一方の締め付けナット(20)が自動的に締め付けられる構成を特徴とする木部の自動締め付けナット部材。
IPC (3件):
F16B 39/12
, E04B 1/48
, F16B 39/24
FI (3件):
F16B 39/12 B
, E04B 1/48 E
, F16B 39/24 D
Fターム (23件):
2E125AA04
, 2E125AA14
, 2E125AA18
, 2E125AA33
, 2E125AA64
, 2E125AB12
, 2E125AC23
, 2E125AE16
, 2E125AG03
, 2E125AG04
, 2E125AG08
, 2E125AG09
, 2E125AG12
, 2E125BB08
, 2E125BB09
, 2E125BB24
, 2E125BB25
, 2E125BB30
, 2E125CA05
, 2E125CA64
, 2E125EA14
, 3J034BA06
, 3J034EA01
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
建築用締め付けボルト
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-222959
出願人:山多武, 山多道男
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