特許
J-GLOBAL ID:200903082073680451

高張力圧延鋼材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-005799
公開番号(公開出願番号):特開平9-194985
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 建造物の構造部材に用いる高強度で靱性の優れた圧延形鋼のための鋳片およびその鋳片を素材とする高張力圧延形鋼の製造方法を提供する。従来の焼準処理などの熱処理を施すことなく、低コストで(圧延ままで)高張力圧延形鋼の製造を可能とする。【解決手段】 低窒素化、Nb,V,Moの微量添加及による鋳片を加速冷却型制御圧延により微細ベイナイト組織を生成させ、高強度で靱性に優れた圧延形鋼を製造する。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.02〜0.06%、Si:0.05〜0.25%、Mn:0.8〜1.8%、Cu:0.7〜1.5%、Ti:0.02%以下、Nb:0.03%以下、V:0.1%以下、Mo:0.4%以下、B:0.0003%以下、N:0.004%以下、Al:0.1%以下、を含み、かつ、MAeq.=10〔Nb%〕+5〔V%〕+〔Mo%〕の式で示すMAeq.が0.4〜1.0%となるNb,V,Mo量を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、それを熱間圧延で成形した形材あるいは板材の引張強度が590MPa 以上、0.2%耐力が440MPa 以上、0°Cでのシャルピー衝撃吸収エネルギーが47J以上で、かつ組織中の高炭素島状マルテンサイト相の組織分率が3%以下であることを特徴とする高張力圧延鋼材。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/16
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/00 B ,  C22C 38/16
引用特許:
審査官引用 (1件)

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