特許

J-GLOBAL ID：200903082085498845

複数段のフリクションカット形状を有する沈設体

発明者： 佐藤 和義 ,  伊藤 篤 ,  浜田 良幸
出願人/特許権者： 日本鋼管ライトスチール株式会社 ,  株式会社加藤建設
代理人 (1件)： 川和 高穂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-327799
公開番号（公開出願番号）：特開平10-152843
出願日： 1996年11月22日
公開日（公表日）： 1998年06月09日
要約：

【要約】【課題】構造物1を地盤3に沈設させて構築する沈設工法において、沈設時に構造物1外表面と周辺地盤3との間に発生する摩擦をより低減できるようにする。【解決手段】沈設時の地盤3への貫入抵抗を小さくするために構造物1の下端部に設けられる刃口部5の外側周囲にはフリクションカット形状7が設けられるが、更に、この刃口部から上方に離れた部分においても構造物の外側周囲に中間部フリクションカット形状19を設ける。このフリクションカット形状は、外の厚さ及び上下方向の寸法を有する板材21を、構造物の外側周囲に帯状に取り付けたものである。

請求項（抜粋）：

沈設工法で地中に沈設される沈設体であって、下端部の周囲に設けられる刃口部と、沈設体と周辺の地盤との間に発生する摩擦を低減するために刃口部の外側周囲に設けられるフリクションカット形状と、上下方向中間部の外側周囲に設けられる中間部フリクションカット形状とを有し、これらのフリクションカット形状は、所定の厚さ及び上下方向の寸法を有し外側へ突出する帯状をなすことを特徴とする複数段のフリクションカット形状を有する沈設体。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭61-216931
  
• ケーソン沈設工法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-319612   出願人：株式会社大林組
• 型枠用繊維補強管及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-186566   出願人：大成建設株式会社, 東邦レーヨン株式会社