特許
J-GLOBAL ID:200903082091590710

石油燃焼器の消火制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-339760
公開番号(公開出願番号):特開平8-178275
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】給油管の途中に空気圧をかけ、消火時間の短縮と消火後の悪臭発生の防止。【構成】燃料ポンプ2から3への給油管の途中を他部よりを低く配管し油溜めを形成する室7を設け、送風機5の吐出側と室7とを空気管6で連絡し、該空気管6は給油管4よりも高く配管している。室7の下部に燃料ポンプ2と連絡する給油口を設け、供給口よりも高所にバーナ3と連絡する給油口を設け、室7の上部に接続した空気管6の下端をバーナ3と連絡する給油口より低い室7の底面にのぞませている。消火操作時には遅れタイマーによって送風機5を運転し、残留する燃料をバーナ3へ供給し速やかに燃焼させる。その後、空気管6から給油管4への流路を遮断し、消火後の悪臭の発生を防止する。流路の遮断構造としては、燃料ポンプ2を微少時間運転し、室7に少量の燃料を送って空気管6の下端を確実に塞ぐ構造である。
請求項(抜粋):
油タンク1の上部に取付けた燃料を汲み上げる燃料ポンプ2と、該燃料ポンプ2によってバーナ3に燃料を供給する給油管4と、該バーナ3に燃焼用空気を送る送風機5とを設け、該燃料ポンプ2からバーナ3に向う給油管4の途中を他部より低く配管し、かつ、送風機5の吐出側と給油管4の低部とを空気管6で連結し、該空気管6は低部からバーナ3側の給油管4よりも高く配管して、燃料ポンプ2と送風機5から空気まじりの燃料をバーナ3に供給する石油燃焼器において、給油管4と空気管6との接続部には油溜めを形成する室7を設け、該室7には下部で燃料ポンプ2と連絡する供給口8と、該供給口8よりも高所でバーナ3と連絡する給油口9とを設け、該室7の上部に接続する空気管6の下端を給油口9よりも低い室7の底面にのぞませると共に、石油燃焼器の運転スイッチ10の回路には、前記送風機5と、燃料ポンプ2と、消火操作時に作動する遅れタイマー11とを設け、該遅れタイマー11によって消火操作時に送風機5を所定時間運転し、その後、燃料ポンプ2を微少時間運転する制御回路12を設け、消火時には燃料ポンプ2によって送られた室7の燃料中に空気管6の下端を位置させたことを特徴とする石油燃焼器の消火制御装置。
IPC (3件):
F23N 5/20 ,  F23N 5/20 103 ,  F23N 5/24 106

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