特許
J-GLOBAL ID:200903082095013793

焼きばめ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-046698
公開番号(公開出願番号):特開2001-232522
出願日: 2000年02月18日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】【課題】 工具ホルダの穴部に刃物シャンク部を誘導加熱による焼きばめで固着する焼きばめ装置において、前記工具ホルダの加熱と冷却処理を短時間にすることができ、かつその装置の構造を簡素化して低価格で提供する。【解決手段】 誘導加熱コイル1を中が空洞なコア4a、4bに巻かれた一対のコイル1a、1bにより構成し、このコイル1a、1bを工具ホルダ2の側面に位置調節可能に配置するとともに、この工具ホルダ2のコイル1a、1bにより加熱される部分の近傍の温度を温度検知手段15により検出し、この温度検知手段15の温度が所定の温度以上に達したときに前記コイル1a、1bによる加熱を自動的に停止し、さらに工具ホルダ2を冷却するための送風装置23を備え、この送風装置23と前記コア4a、4bをホース9a、9bで接続し、工具ホルダ2の冷却時に送風装置23からの送風により工具ホルダ2を冷却し、その後、予め使用者が設定した時間または固定の時間が経過したときに加熱を自動的に停止する。
請求項(抜粋):
誘導加熱コイル(1)に交流電流を流し、これにより生ずる誘導電流により工具ホルダ(2)を加熱して、その穴部(2a)に刃物(3)のシャンク部(3a)を焼きばめで固着する誘導加熱式焼きばめ装置において、前記誘導加熱コイル(1)を中が空洞なコア(4a)、(4b)に巻かれた一対のコイル(1a)、(1b)により構成し、このコイル(1a)、(1b)を工具ホルダ(2)の側面に位置調節可能に配置するとともに、この工具ホルダ(2)のコイル(1a)、(1b)により加熱される部分の近傍の温度を温度検知手段(15)により検出し、この温度検知手段(15)の温度が所定の温度以上に達したときに前記コイル(1a)、(1b)による加熱を自動的に停止し、さらに工具ホルダ(2)を冷却するための送風装置(23)を備え、この送風装置(23)と前記コア(4a)、(4b)をホース(9a)、(9b)で接続し、工具ホルダ(2)の冷却時に送風装置からの送風により工具ホルダ(2)を冷却し、その後、加熱を自動的に停止するようにしたことを特徴とする誘導加熱式焼きばめ装置。

前のページに戻る