特許
J-GLOBAL ID:200903082096708930

情報処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205030
公開番号(公開出願番号):特開平10-049443
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 クライアントオブジェクトからターゲットオブジェクトにアクセスする方法としてアクセス制御リストを用いる方法と、ケイパビリティリストを用いる方法がある。これらの使い分けは、システム管理者がシステムの立ち上がり時に設定するため、システム管理者がシステムの状況を把握したり、リストの書換えを行う必要がある。【解決手段】 ケイパビリティリストのアクセス回数を計測し、頻繁にアクセスするターゲットオブジェクトに対するアクセス制御情報は、アクセス制御リストに転記する。【効果】 システムの能力を有効に利用することができる。ユーザが頻繁にアクセスするターゲットオブジェクトのアクセスまでの時間を短縮できる。
請求項(抜粋):
アクセス制御リストにアクセス制御情報が記載されているターゲットオブジェクトに対してそのアクセス制御情報にしたがってアクセス可能であり、前記アクセス制御リストにアクセス制御情報の記載がなくケイパビリティリストにアクセス制御情報が記載されているターゲットオブジェクトに対しては前記ケイパビリティリストからケイパビリティチケットの発行を受けそのチケットによってそのケイパビリティリストに伴うアクセス制御情報にしたがってアクセス可能となるアクセス制御手段を備えた情報処理システムにおいて、前記ケイパビリティチケットの発行回数を計測記録する手段と、この計測記録する手段により記録されたケイパビリティチケット発行回数が所定数を越えたとき前記ケイパビリティリストに記載された当該アクセス制御情報を前記アクセス制御リストに自動的に転記する手段とを備えたことを特徴とする情報処理システム。

前のページに戻る