特許

J-GLOBAL ID：200903082098390725

使い捨てチップの回収装置

発明者： 黒澤 敦仁 ,  内田 裕康
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-282860
公開番号（公開出願番号）：特開平9-127127
出願日： 1995年10月31日
公開日（公表日）： 1997年05月16日
要約：

【要約】【課題】液体試料の分取,分注及び反応容器として使い捨てチップやベッセルを用いる分析装置で、同一位置で自然落下により廃棄される使用済チップを収納部に回収する際、使用済チップが収納部の特定の場所へ集積するのを防止し使用済チップを収納部へ効率良く回収する。【解決手段】使い捨ての容器15はハンドル16を具備したトレイ17に乗せられ、トレイ17は左右側面にそれぞれベース18に固定された径の異なる1本の軸18a,18bに250mmの間隔で2個の軸受19が取り付けられている箱型の駆動ベース20に収納される。駆動ベース20の前左側面にはスライダ21が設けられて、ベース18に取り付けられたステッピングモータ22の軸22aに固定された一端に検知板25,他端にローラベアリング26が取り付けられた軸27を有するレバー28とスライダクランク機構を構成する。

請求項（抜粋）：

液体試料や試薬の分取,分注に使い捨てチップを用い、又は反応容器としてベッセルを用い、試料や試薬の分取,分注後、分注機構のチップ装着部や搬送機構から分離した使用済チップ、又はベッセルを収納部に回収し、前記収納部を往復直線運動により前後左右あるいは上下に振動させ、その振動により集積している使用済チップ又はベッセルを同時に振動させ、平らに均す機構を有することを特徴とする使い捨てチップの回収装置。