特許
J-GLOBAL ID:200903082106519724

電力変換装置の温度保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-148568
公開番号(公開出願番号):特開平9-009637
出願日: 1995年06月15日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】温度リップルが許容値を越えた場合でも、電力変換装置の出力電流を減少させずに半導体スイッチ素子のジャンクション温度を低減させることにある。【構成】周波数低下検出回路11と第1設定電流検出器12とで、VVVFインバータ3の周波数指令値が所定値以下で且つ出力電流が第1設定値を越えていれば、第1論理積回路14を介してキャリア信号発生器8へキャリア周波数低減を指令する。これによりIGBTのスイッチング周波数が減少してそのスイッチング損失を低減させることにより、VVVFインバータ3の出力電流を減少させずに温度リップルを低減する。周波数指令値が所定値以下で出力電流が前述の第1設定値の上側にある第2設定値を越えたときにのみ、第2設定電流検出器13と第2論理積回路15とで出力電流を遮断するので、電流を減少指せずに運転を継続できる運転範囲が従来よりも拡大される。
請求項(抜粋):
冷却フィンに装着した半導体スイッチ素子の組合せで構成している電力変換装置をパルス幅変調制御することにより、直流電力を所望の電圧と周波数の交流電力に変換する電力変換装置において、前記電力変換装置が出力する交流の周波数を指令する周波数指令値が所定値より低下したか否かを検出する周波数低下検出回路と、この電力変換装置が出力する交流電流が第1設定値を越えたか否かを検出する第1設定電流検出器と、パルス幅変調制御用キャリア信号の周波数を通常運転時の周波数とこれより低く設定した周波数とに切り替えることができるキャリア信号発生器とを備え、前記周波数指令値が前記所定値よりも低下し且つ出力電流が前記第1設定値を越えれば、前記キャリア信号の周波数を前記設定周波数へ低下させることを特徴とする電力変換装置の温度保護回路。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02H 3/46 ,  H02H 7/122
FI (5件):
H02M 7/48 M ,  H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 J ,  H02H 3/46 D ,  H02H 7/122 Z

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