特許
J-GLOBAL ID:200903082106921263

脱窒方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134658
公開番号(公開出願番号):特開平5-317881
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 硝酸イオン及び/又は亜硝酸イオンを含む水を生物脱窒反応槽に導入して水素供与体の存在下に脱窒する方法において、処理効率の向上、処理安定性の向上、装置設備の小型化を図る。【構成】 脱窒反応槽1に還元触媒5を添加するとともに、水素ガスを吹き込む。【効果】 H2 ガスの存在下における生物的脱窒処理と水素ガス及び還元触媒による接触還元(触媒脱窒)処理との併用により安定かつ効率的な処理を行なえる。脱窒反応槽内に還元触媒を共存させ、H2 ガスの存在下、原水の負荷増大のために、生物的脱窒反応でN2 にまで処理することができなかったNO2-の接触還元を行なうため、NO2-の残留が防止され、高水質の処理水を原水の負荷変動やpH、温度等の条件変化に関係なく安定に得ることが可能となる。生物的脱窒と接触還元とを共に脱窒反応槽で行なわせるため、触媒脱窒反応槽が不要となり、しかも、処理効率及び処理安定性の向上により、原水貯留槽の小容量化又は省略、脱窒反応槽の小容量化が図れ、結果的に装置設備の小型化が図れる。
請求項(抜粋):
硝酸イオン及び/又は亜硝酸イオンを含む水を生物脱窒反応槽に導入し、水素供与体の存在下に脱窒する方法において、前記反応槽に還元触媒を添加するとともに、水素ガスを吹き込むことを特徴とする脱窒方法。
IPC (5件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/34 ,  C02F 1/70 ,  C02F 3/08 ,  C02F 3/10

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