特許
J-GLOBAL ID:200903082110371952

一体化されたストリッパ/蒸留塔とアブソーバ/蒸留塔

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-193152
公開番号(公開出願番号):特開平9-117602
出願日: 1996年07月23日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 炭化水素を蒸留するに際し、各分留段階に対して個別の塔を使用することはスペースおよび必要機器類の観点から高価であることに鑑み、主蒸留塔を上流側ストリッパまたはアブソーバと結合、一体化した蒸留塔を提供する。【解決手段】 一体化されたストリッピング/蒸留塔10は還流される吸収区域14およびリボイルされるストリッピング区域16を有しており、このストリッピング区域は壁18により、吸収区域14と流体連通する上側端部26a,26bを有する個別の第1および第2部分22,24に仕切られている。一体化されたアブソーバ/蒸留塔100においては、吸収区域104は壁108により仕切られており、その各吸収部分112,114にはコンデンサ124,156をそれぞれ備えている個別の環流ループが設けられている。
請求項(抜粋):
一体化されたストリッパ/蒸留塔であって、還流される上側吸収区域および下側ストリッピング区域を有する単一塔ハウジングと、前記ストリッピング区域を、前記吸収区域の下側端部と流体連通する上側端部を有する個別の第1および第2部分に仕切っている全体的に垂直な壁と、前記ストリッピング区域の前記第1部分の上側端部近傍の送給ゾーンにして、主に液体の送給流を受容しかつ蒸気を前記吸収区域の下側端部へと通過させるための送給ゾーンと、前記ストリッピング区域の前記第1および第2部分をそれぞれ加熱するための第1および第2リボイラと、前記ストリッピング区域の前記第1および第2部分からボトム生成物をそれぞれ回収するための第1および第2ボトム流にして、該第1ボトム流は該第2ボトム流よりも相対的により低揮発性である第1および第2ボトム流と、前記吸収区域から留出生成物を回収するための塔頂流とを有する一体化されたストリッパ/蒸留塔。

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