特許
J-GLOBAL ID:200903082116243247

自動変速機の油温検出手段の故障判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172918
公開番号(公開出願番号):特開平9-329221
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 走行開始前後の油温の上昇幅から自動変速機の油温センサの故障を判定する場合、走行状態がコースト状態のときには、トルクコンバータにおける滑りが小さく油温上昇が小さいため誤判定しやすい。【解決手段】 走行開始後、最低油温Tmin と最高油温Tmax とを更新しつつ(S53)、エンジン回転数Neとタービン回転数Ntとの差であるスリップsを求め、マップからG(s) を求め、累積スリップ指数Xを求めていき(S54〜S56)、累積スリップ指数Xが所定値X0以上になったとき(S57:Yes )、油温上昇幅から油温センサの故障を判定する(S58、S60、S61)。
請求項(抜粋):
車両の自動変速機の油温を検出する油温検出手段の故障を判定する故障判定装置において、油温検出手段の検出結果をを受けて、走行開始前後における油温の増加量が所定の判定しきい値以下のときに油温検出手段が故障であると判定する故障判定手段を設け、前記故障判定手段に、自動変速機のトルクコンバータのポンプとタービン間の滑りの小さい走行状態のときに滑りの大きい走行状態のときに比べて故障判定を出しにくくする故障判定抑制手段を設けたことを特徴とする自動変速機の油温検出手段の故障判定装置。
IPC (2件):
F16H 59/72 ,  G01K 7/00 321
FI (2件):
F16H 59/72 ,  G01K 7/00 321 Z

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