特許
J-GLOBAL ID:200903082116985502

連続噴射型インクジェット記録装置およびそのインクジェット軸調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-083356
公開番号(公開出願番号):特開平5-246037
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 インクジェット軸(ノズル軸)の副走査方向の位置を簡便かつ高精度に調整できるようにする。【構成】 ノズル1から出射されるインクジェットは一連のインク粒子列に分裂し、制御電極3は帯電直流電源E2からの直流テスト電圧でインク粒子を帯電させる。帯電電極8は、位置検出ナイフエッジ7の先端に衝突して飛散するインク粒子を逆極性に帯電させ、コレクタ電極9は位置検出ナイフエッジ7の先端(刃先)に衝突して飛散したインク飛沫を捕獲する。電流検出器CDは捕獲されたインク飛沫の電荷を検出し、MPU(図示せず)によりインクジェット軸の調整状態を判定する。この判定結果に基づいて、インクジェット軸調整手段(図示せず)によりノズル1のインクジェット軸(ノズル軸)の副走査方向が高精度に調整される。
請求項(抜粋):
インクジェットを一連のインク粒子列に分裂させる粒子化手段と、この粒子化手段によって粒子化されたインク粒子を帯電させる第1帯電手段と、偏向電源とこの偏向電源に第1スイッチ手段を介して接続された偏向電極とを含みインクジェット軸に直交する偏向電場を作り帯電インク粒子を偏向させる偏向手段と、この偏向手段により偏向されたインク粒子をカットし偏向されなかったインク粒子を通過させる第1分離手段と、記録に関係しない場所で前記第1分離手段の前方に前記第1分離手段と直交するように配置され接地された第2分離手段と、この第2分離手段と一定の間隔をもって平行に配置され直流電源が接続された第2帯電手段と、前記第2分離手段を通過したインク粒子および前記第2分離手段に衝突して発生した飛沫を集めるコレクタ手段およびこのコレクタ手段に接続され電流を検出する電流検出手段を含むインクジェット軸検出手段と、インクジェット軸を前記第1分離手段と平行で前記第2分離手段に直交する方向に調整可能なインクジェット軸調整手段とを備えたことを特徴とする連続噴射型インクジェット記録装置。

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