特許
J-GLOBAL ID:200903082127537714

摩擦材貯溜槽付免震支承装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-021008
公開番号(公開出願番号):特開2001-208130
出願日: 2000年01月31日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】 多数個の転り球を用いた転り支承に大水平地震力が作用したとき、転り球が転動面間から散乱や離脱して転り摩擦支承機能が喪失すること防止し、該支承に元位置への復元性や減衰性を与え、更に過大な大水平地震力を減衰させ、大上下地震時の短周期地震動による上下転動面間の衝突力を緩衝減衰させる滑り又は多数個の転り球を用いた摩擦免震支承装置を得る。【解決手段】 摩擦材貯溜槽Aの内底部2と免震滑動支持柱5の滑動柱面6とを、ゆるやかな円錐状とし、双方間に多数個の転り摩擦球4又は微細流動摩擦固体材11を介在させ、円筒1内周壁に衝突緩衝減衰材3を設け、該貯溜槽A内に所定の量の多数個の転り摩擦球4又は微細流動摩擦固体材11を貯溜させる。
請求項(抜粋):
所定の半径を用いて内直径とした開口の円筒(1)の内底部(2)を、ゆるやかな円錐状とした摩擦材貯溜槽(A)を設け、円筒(1)の内周壁の全面に弾性体でなる衝突緩衝減衰材(3)を固着し、内底部(2)の円錐頂点辺上に転り摩擦球(4)を一重に布設し、該転り摩擦球(4)上に、免震滑動支持柱(5)の柱端を内底部(2)と同角度の円錐状の滑動柱面(6)とし、円錐頂点を内底部(2)の円錐頂点に揃えて載置し、滑動柱面(6)の円錐底円の円周辺と内底部(2)との間隔を、転り摩擦球(4)の直径より僅かに広くなるように、滑動柱面(6)の円錐底円の円周と接する円錐面(7)の一部を転り摩擦球無負荷導入面(8)として形成させ、免震滑動支持柱(5)を直立させて構造物の土台(9)に固着し、摩擦材貯溜槽(A)内に、所定の量の転り摩擦球(4)を貯溜させてなる構成を特徴とする摩擦材貯溜槽付免震支承装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04B 1/36 ,  E04H 9/02 331
FI (3件):
F16F 15/02 L ,  E04B 1/36 F ,  E04H 9/02 331 D
Fターム (4件):
3J048AA07 ,  3J048BG02 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38

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