特許
J-GLOBAL ID:200903082139440023
フェージングシミュレータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320638
公開番号(公開出願番号):特開平7-177107
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明では、希望波とN波の干渉波に生じるシャドウイングに対して任意の組合せの相互相関を考慮してシミュレートすることができる汎用性の高いフェージングシミュレータを提供する。【構成】 N+1個の乱数発生回路群100は、希望波とN波の干渉波に対するシャドウイングとして、独立な正規乱数を発生する。重みづけ合成回路101では、発生された独立な乱数を重みづけ合成し、それぞれの乱数が所望の相互相関を持つN+1個の正規乱数として出力する。重みづけ合成回路101からのN+1個の正規乱数はそれぞれフィルタ群102によって平滑化され、それぞれの波に対して予め定められた分散及び中央値をそれぞれ乗算及び加算して、変数変換回路群104に入力される。それぞれの変数変換回路では、入力された正規乱数を例えば対数正規分布に従う乱数に変換して出力する。
請求項(抜粋):
希望波とN波の干渉波から成るN+1波の波を扱うフェージングシミュレータにおいて、a)それぞれ独立な白色の正規乱数過程を発生するN+1個(Nは自然数)の乱数発生回路群と、b)前記N+1個の正規乱数発生回路群からの出力を入力し、それぞれの入力信号を重みづけ合成して、N+1個の相関のある乱数系列群を出力する重みづけ合成回路と、c)前記重みづけ合成回路から得られるN+1個の相関のある乱数系列群のそれぞれを入力とするN+1個の低域フィルタ群と、d)前記希望波とN波の波に対する短区間中央値変動の分散を記憶するN+1個の第1の記憶回路群と、e)前記第1の記憶回路群に記憶された値と前記N+1個の低域フィルタ群の出力を乗算するN+1個の乗算器群と、f)前記希望波とN波の波に対する長区間中央値を記憶するN+1個の第2の記憶回路群と、g)前記N+1個の乗算器群のそれぞれの出力に対して、前記N+1個の第2の記憶回路群に記憶されている前記希望波とN波の波に対する長区間中央値を加算するN+1個の加算器群と、h)前記N+1個の加算器群の出力に対して変数変換を行なう変数変換回路と、を有することを特徴とするフェージングシミュレータ。
IPC (2件):
FI (2件):
H04B 7/26 C
, H04B 7/26 K
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