特許
J-GLOBAL ID:200903082141762690
カリックスアレーン及び金属封鎖のためのその使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-517967
公開番号(公開出願番号):特表2000-500131
出願日: 1996年11月04日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】以下の式(I)の「酸-アミド」カリックスアレーンが開示される。ここで、Lは、[-CH2-]又は[-O-CH2-O-]でありかつLは、各アリール基の間で同一でも、異なっていてもよく、R5は、H、ハロゲン、若しくはC1〜C10の脂肪族炭化水素基、C6〜C20のアリール基又はC6〜C20の炭化水素アリール基(任意に一以上のハロゲン又はオキソ基で置換してもよく又は一以上のオキソ基によって中断されてもよい。)であり、かつR5は、各アリール基ごとに同一でも、異なっていてもよく、R1は、任意に保護されたカルボキシル基を含有し、R2、R3、及びR4の中の2つの基はHであり、R2、R3、及びR4の中のHではない1つの基はアミド基を含有する。当該アミド基は、2番目のカリックスアレーンと二量体に連結されていて、二量体を形成しもよい。金属、特にランタニド及びアクチニドの封鎖の目的でそのようなカリックスアレーンを使用する方法も開示される。本発明のカリックスアレーンのカリックスアレーン二量体の誘導体も開示される。当該カリックスアレーン及び二量体の調製方法も開示される。
請求項(抜粋):
以下の式(I)で示されるカリックスアレーン。 式中、Lは[-CH2-]又は[-O-CH2-O-]でありかつLは、各アリール基の間で同一でも、異なっていてもよく、 R5は、H、ハロゲン、若しくはC1〜C10の脂肪族炭化水素基、C6〜C20のアリール基又はC6〜C20の炭化水素アリール基(いずれの基も、任意に一以上のハロゲン又はオキソ基で置換してもよく又は一以上のオキソ基によって中断されてもよい)であり、かつR5は、各アリール基が同一でも、異なっていてもよく、 R1は、プロトン化又は保護化がされてもされなくてもよいカルボキシル基を含有し、 R2、R3、及びR4の中の2つの基はHであり、R2、R3、及びR4の中のHではない1つの基は、アミド基を含有する。
IPC (4件):
C07C235/20
, C07C235/24
, C07D321/00
, C09K 3/00 106
FI (5件):
C07C235/20 B
, C07C235/20 Z
, C07C235/24 B
, C07D321/00
, C09K 3/00 106
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (3件)
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J. Chem. Soc., Perkin Trans. 1, (1991), p.3137-3142
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Angew. Chem. Int. Ed. Engl., (1990), Vol.29, No.3, p.280-282
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J. Chem. Soc., Perkin Trans. 2, (1995), No.1, p.131-134
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