特許

J-GLOBAL ID：200903082148640973

微量金属を高濃度に含有する水溶性蛋白質を主体とする胡麻エキスの製造方法

発明者： 久留宮 元 ,  井ノ岡 元良
出願人/特許権者： 常盤薬品工業株式会社
代理人 (1件)： 倉内 義朗
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-173144
公開番号（公開出願番号）：特開平10-014526
出願日： 1996年07月03日
公開日（公表日）： 1998年01月20日
要約：

【要約】【課題】人間体内における酵素合成に必要な栄養素である微量金属、即ちセレン・亜鉛・鉄・銅・マンガン等を、生体吸収の良い結合ペプタイドで高濃度に含有する胡麻エキスを、胡麻脱脂粕から製造する。【解決手段】胡麻脱脂粕を熱水中に溶解し、75°C以上に加熱し殺菌後、20〜70°Cに冷却しpH2.0以上5.5未満になる様調整し、酸性領域耐性蛋白分解酵素を反応させ、微量金属結合を多く有するペプタイドアミノ酸に分解し、75°C以上に加熱し酵素を死活化させ、得られた分解液を分離濃縮後、濃縮液を粉末化することにより、微量金属を高濃度に含有する水溶性蛋白質を主体とする胡麻エキスを製造する。

請求項（抜粋）：

下記1〜5の工程からなることを特徴とする、微量金属を高濃度に含有する水溶性蛋白質を主体とする胡麻エキスの製造方法。1.胡麻脱脂粕を5重量部以上の熱水中に投入し、75°C以上に加熱し、殺菌を行う工程。2.20〜70°Cに冷却し、任意の酸によりpH2.0以上5.5未満になる様調整し、酸性領域耐性蛋白質分解酵素を0.5ないし6.0時間反応させ、微量金属結合を多く有するペプタイドアミノ酸に分解し、75°C以上に加熱し酵素を死活化させる工程。3.得られた分解液を分離濃縮する工程。4.濃縮液を乾燥粉末化する工程。

IPC (4件)：

A23L 1/221 ,  A23L 1/30 ,  A23L 1/304 ,  A23L 1/305

FI (4件)：

A23L 1/221 C ,  A23L 1/30 B ,  A23L 1/304 ,  A23L 1/305