特許
J-GLOBAL ID:200903082151644165

航空機全方位衝突回避システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-386774
公開番号(公開出願番号):特開2003-151100
出願日: 2001年11月15日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】【課題】 すべての航空機が、相互に自機の危険空域内の他機の位置情報を動的に把握して、ニアミスの可能性を演算し、ニアミスの可能性がある場合には事前に回避行動がとれるようなシステムを構築する。【解決手段】 すべての航空機に、全地球測位システムすなわちGPSを設置、さらに同一周波数のデータ通信チャンネルと、各航空機ごとに固有のデータ通信時の拡散符号コードを割り当て、GPSから得られた位置情報、及びその他の属性情報を、拡散符号コードによる二次変調を伴うデータ送信方式によって、予め取り決めた危険空域範囲に到達可能な出力を有する発信装置によって、データを発信する。
請求項(抜粋):
予め全ての航空機に共通した特定周波数の電波と、各航空機にそれぞれ固有の符号拡散コードを割り当て、それぞれの航空機は全地球測位システムすなわちGPSから得たそれぞれの緯度、経度による位置情報、及びそれぞれの航空機に設置した機器から得られた高度、速度、設定方位等を含む航路情報、更に上昇、下降、旋回の姿勢情報及びそれぞれの航空機に付与された所属標識、無線通話チャンネル等の属性データをデジタル信号に変換し、さらに割り当てられた符号拡散コードによって拡散変調して、予め定められた時間間隔ですべての航空機が全方位に向け同一出力、又は予め取り決めた危険空域の半径に相当する距離に到達可能な出力を有する無線データ伝送装置によって発信し、それぞれの航空機は符号拡散コードによって変調拡散された他機からの無線データを受信して、固定長内に納められた航空機ごとの拡散変調コード識別ヘッダー及びヘッダーテーブルに基づいて逆拡散変調コードを特定、受信したデータを逆拡散することにより、他機が任意のタイミングかつ一定間隔ごとに発信した航空機の所属標識等の属性データ、位置情報、航路情報、姿勢情報等の収集をおこなってコンピュータの一時記憶装置に登録、その登録されたデータ中の最新及びm秒前の2点における緯度、経度情報をもとに、それぞれの航空機が自機の緯度、経度を原点、進路方向をY軸とする座標における一次関数式y=f(x)すなわち他機の予測航路を算出して、演算結果をそれぞれの航空機の操縦席に設置したディスプレイ上に他機の予測航路を直線グラフによって表示可能な衝突回避システム。
IPC (3件):
G08G 5/04 ,  G01S 5/14 ,  G01S 13/93
FI (3件):
G08G 5/04 A ,  G01S 5/14 ,  G01S 13/93 P
Fターム (15件):
5H180AA26 ,  5H180BB04 ,  5H180CC12 ,  5H180CC14 ,  5H180EE15 ,  5H180FF04 ,  5H180FF05 ,  5H180FF27 ,  5H180FF32 ,  5H180LL01 ,  5H180LL02 ,  5H180LL09 ,  5J062BB03 ,  5J062CC07 ,  5J070BF11

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