特許

J-GLOBAL ID：200903082152621967

高強度・高延性マグネシウム合金及びその製造方法

発明者： 向井 敏司 ,  宝野 和博 ,  染川 英俊 ,  本間 智之
出願人/特許権者： 独立行政法人物質・材料研究機構
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-194912
公開番号（公開出願番号）：特開2006-016658
出願日： 2004年06月30日
公開日（公表日）： 2006年01月19日
要約：

【課題】 高強度化と高延性化を同時に実現した新規なマグネシウム合金及びその製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】 この出願の発明による高強度・高延性マグネシウム合金は、周期律表2族、3族又はランタノイド系に含まれ、マグネシウムより原子半径が大きな1種の溶質原子0.03〜0.54原子%と、残部がマグネシウムからなり、平均結晶粒径が1.5μm以下で結晶粒界近傍の溶質原子が結晶粒内の溶質原子の濃度の1.5〜10倍の濃度で偏在している微細結晶粒組織を有することを特徴とする。 溶質原子としては、Ca、Sr、Ba、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuからなる群より選ばれる1種の原子を用いることができる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

周期律表2族、3族又はランタノイド系に含まれ、マグネシウムより原子半径が大きな1種の溶質原子0.03〜0.54原子%と、残部がマグネシウムからなり、平均結晶粒径が1.5μm以下で結晶粒界近傍の溶質原子が結晶粒内の溶質原子の濃度の1.5〜10倍の濃度で偏在している微細結晶粒組織を有することを特徴とする高強度・高延性マグネシウム合金。

IPC (2件)：

C22C 23/06 ,  C22F 1/06

FI (2件)：

C22C23/06 ,  C22F1/06

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 高強度マグネシウム合金製の熱間鍛造品及びその製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-076175   出願人：三井金属鉱業株式会社, 日立金属株式会社, 株式会社東京精鍛工所
• マグネシウム基合金及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-260465   出願人：科学技術振興事業団
• マグネシウム合金部材とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-083827   出願人：株式会社栗本鐵工所, 名神株式会社, 東健司

審査官引用 (4件)

• マグネシウム合金製部材およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-013629   出願人：マツダ株式会社
• 高延性Mg合金素材の製法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-353624   出願人：株式会社神戸製鋼所
• 冷間加工が可能なMg合金材、その製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-178711   出願人：大同特殊鋼株式会社
• 高強度マグネシウム合金製の熱間鍛造品及びその製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-076175   出願人：三井金属鉱業株式会社, 日立金属株式会社, 株式会社東京精鍛工所