特許
J-GLOBAL ID:200903082155183740

能動型騒音低減装置及び騒音低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027019
公開番号(公開出願番号):特開平10-222171
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 予め周波数特性を測定しておく必要がなく、またその周波数特性が経時的に変化した場合にも騒音を効果的に消去できる能動型騒音低減装置を提供する。【解決手段】 消音次数選定部14は、エンジン爆発周波数のN倍(=次数)の周波数成分のうち騒音レベルの大きい次数の周波数成分を選定する。具体的には、マイク信号Mと駆動信号Yに伝達特性Cを掛けた信号(Y・C)とを加算器14aに入力し、前者から後者を差し引くことにより、マイクロフォン設置位置での騒音D(=M-Y・C)を求める。そして、周波数分析部14bにて、この騒音Dについて周波数分析を行う。選定部14cでは、周波数分析後の各次周波数成分のピークのうち予め定めた音圧レベルを超える次数の周波数成分を、キャンセルすべき周波数成分の次数として選定し、駆動信号算出部16へ出力する。
請求項(抜粋):
騒音キャンセル点における騒音をキャンセルするための制御音を発生する音発生手段と、前記騒音キャンセル点における騒音と前記制御音との合成音を検出する音検出手段と、前記騒音キャンセル点における騒音の各次周波数成分の音圧レベルに基づいてキャンセルすべき周波数成分の次数を選定する次数選定手段と、騒音発生源に応じた各次周波数成分の基準信号を生成し得る基準信号生成手段と、前記次数選定手段によって選定された周波数成分の次数の基準信号を前記基準信号生成手段から入力すると共に前記音検出手段から前記合成音を入力し、該基準信号と該合成音とを用いて前記合成音が最小となるように前記音発生手段を駆動する駆動信号を作成し、前記音発生手段に出力する駆動信号発生手段とを備えたことを特徴とする能動型騒音低減装置。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  H03H 17/00 601
FI (4件):
G10K 11/16 H ,  B60R 11/02 B ,  F01N 1/00 A ,  H03H 17/00 601 M

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