特許
J-GLOBAL ID:200903082158824665

塩化ビニル系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-057362
公開番号(公開出願番号):特開平5-222104
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【構成】 本発明の塩化ビニル系重合体の製造法は、 (A)平均重合度 150〜600 、けん化度20〜60モル%及びけん化度に関するブロックキャラクタが 0.6以上の部分けん化ポリビニルアルコールと (B)平均重合度 750〜850 、けん化度65〜75モル%及び4重量%水溶液の20°Cにおける粘度が5〜10センチポイズ(cps)である部分けん化ポリビニルアルコールとを用いて、単量体である塩化ビニルを水性媒体中に懸濁分散させて重合を行い、懸濁重合開始後、重合転化率が5〜60%に達っした時に、 (C)平均重合度1500〜2700、けん化度75〜85モル%の部分けん化ポリビニルアルコールを重合系に添加することを特徴とする。【効果】 本発明によれば、重合器内壁へのスケール付着を有効に抑制しながら、嵩比重が高く、可塑剤吸収性の良好な塩化ビニル重合体を製造することができる。また本発明により製造された塩化ビニル重合体は、成形加工性が優れており、例えばその成形品ではフィッシュアイが極めて少ない。
請求項(抜粋):
塩化ビニルまたは塩化ビニルを含む単量体混合物を水性媒体中に懸濁分散させて懸濁重合を行う工程を有する塩化ビニル系重合体の製造方法において、前記懸濁分散のための分散剤として、(A) 平均重合度 150〜600 、けん化度20〜60モル%及びけん化度に関するブロックキャラクタが 0.6以上の部分けん化ポリビニルアルコールと、(B) 平均重合度 750〜850 、けん化度65〜75モル%及び4重量%水溶液の20°Cにおける粘度が5〜10センチポイズ(cps) である部分けん化ポリビニルアルコールとを組合せで使用し、さらに前記懸濁重合開始後、重合転化率が5〜60%に達っした時に、(C) 平均重合度1500〜2700、けん化度75〜85モル%の部分けん化ポリビニルアルコールを、重合系に添加することを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 2/20 MBK ,  C08F 2/20 MBF ,  C08F 14/06

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