特許
J-GLOBAL ID:200903082161473520

ねじ部品締結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317682
公開番号(公開出願番号):特開平9-158936
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 ねじ部品よりも熱膨張率の大きい部材を当該ねじ部品で締結した際に温度上昇に伴って上記部材に生じる塑性変形を防止する。【解決手段】 アルミニウム製の部材11に形成した穴11aの内部へ円筒型をなすスチール製のスリーブ13を嵌合すると共に、アルミニウム製の部材12に形成した穴12aの内部へ内周面にねじ山14aを形成した円筒型をなすスチール製のスリーブ14を嵌合し、これらスリーブ13,14の部材11,12の外側面側の端部に形成したフランジ13b,14bを部材11,12の外側面側の収納溝11b,12bにそれぞれ嵌め込む一方、部材11,12同士の当接面に穴11a,12aの周面の周方向に沿って緩衝溝11c,12cをそれぞれ形成し、上記スリーブ13の貫通穴13aにスチール製のボルト15を差し込んで当該ボルト15を上記スリーブ14のねじ山14aに螺合することにより、部材11,12を締結するようにした。
請求項(抜粋):
ねじ部品よりも大きい熱膨張率を有する複数の部材にそれぞれ形成された穴同士を上記ねじ部品で連結して当該部材同士を締結するねじ部品締結構造であって、締結方向外側に位置する前記部材の前記穴と前記ねじ部品との間に当該ねじ部品と同等の熱膨張率を有するスリーブを介装すると共に、当該スリーブの締結方向外側の端部に当該スリーブの締結方向内側の端部よりも大径をなす大径部を設ける一方、前記部材の前記穴の周面の周方向に沿って隙間を設けたことを特徴とするねじ部品締結構造。
IPC (2件):
F16B 39/01 ,  F16B 31/04
FI (2件):
F16B 39/01 Z ,  F16B 31/04 Z

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