特許

J-GLOBAL ID：200903082166007900

フイルム転写薄肉成形品の製造方法

発明者： 田中 隆義
出願人/特許権者： 出光石油化学株式会社 ,  日本精機株式会社 ,  メイキ樹脂工業株式会社
代理人 (1件)： 木下 実三 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-278579
公開番号（公開出願番号）：特開平5-092443
出願日： 1991年09月30日
公開日（公表日）： 1993年04月16日
要約：

【要約】【目的】 溶融樹脂の成形時に表面に皮膜を一体成形する薄肉成形品を安定した品質で能率的に製造するフィルム転写薄肉成形品の製造方法を提供する。【構成】 基材フィルム21の表面に文字や図形などの転写皮膜22を形成した転写フィルム10を固定型11と移動型12とからなる金型10内にセットする。続いて、溶融樹脂の射出充填時のゲート近傍の剪断速度γが80〜130 sec-1、好ましくは、90〜115 sec-1の範囲内に入るように、圧縮代δを見込んで金型を型締めし、その後、その金型内に溶融樹脂を射出充填した後、前記圧縮代を再型締めして金型内の溶融樹脂を圧縮成形する。

請求項（抜粋）：

基材フィルムの表面に文字や図形などの転写皮膜を形成した転写フィルムを固定型と移動型とからなる金型内にセットするフィルムセット工程と、転写フィルムがセットされた固定型と移動型とを所定の圧縮代を見込んで型締めする型締め工程と、型締め後の金型内に溶融樹脂を射出充填する充填工程と、前記圧縮代を再型締めして金型内の溶融樹脂を圧縮成形する圧縮工程とを備え、前記型締め工程において、前記溶融樹脂の射出充填時のゲート近傍の剪断速度が80〜130 sec-1の範囲に入るように前記圧縮代を調整した、ことを特徴とするフィルム転写薄肉成形品の製造方法。

IPC (5件)：

B29C 45/16 ,  B29C 45/14 ,  B29C 45/56 ,  B29C 45/70 ,  B44C 1/165

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開昭63-126712