特許
J-GLOBAL ID:200903082168221799
粗紡機におけるケンス交換方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-334667
公開番号(公開出願番号):特開平6-183646
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は粗紡機のケンス交換方法に関し、粗紡機の運転中にスライバ継ぎしながらケンス交換することを目的とする。【構成】 ケンス列方向に移動するケンス交換機8に追継部70とスライバ継部80とが具備される。スライバ継部80は分離可能なローラ組立体より成り、収束ノズル870 を具備する。分離されたローラ組立体間に消費されたケンスからのスライバS1 が導入され、合体把持される。満ケンスからのスライバS2 は追継部70よりスライバ継部80に供給され、スライバS1 と重合される。この重合の間に2倍のドラフトが加えられると同時に収束ノズル870 で絞られることによりスライバS1 , S2 は相互に交絡される。スライバ継ぎの完了後消費されたケンスからのスライバS1 は切断され、一回のケンス交換動作が完了する。その後ケンス交換機8は供給ケンス列方向に沿って移動され、次の位置のケンス交換が行われる。
請求項(抜粋):
粗紡機の機台に沿ってスライバ供給用のケンスを複数列配設し、何れかのケンス列のスライバが消費されたときそのケンス列のケンスを満ケンスと交換する粗紡機におけるケンス交換方法において、何れかのケンス列のスライバがほとんど消費されたとき、その粗紡機の運転を継続した状態で、スライバ継ぎ装置を備えたケンス交換機がそのケンス列に沿って走行してそのケンス列の一端側のケンスに対応する交換位置に停止し、そのケンスと予め準備した満ケンスを交換し、このケンス交換と並行して、消費されたケンスから供給中のスライバを回転中のローラ対間に挟持させて供給を継続し、その状態で満ケンスから引き出したスライバ端部を上記ローラ対間に供給してスライバどうしを互いに交絡させ、その後ローラ対間への消費されたケンスからのスライバ供給を停止した後満ケンスからのスライバをローラ対間から開放してスライバ継ぎを行い、以上の動作を繰り返して粗紡機の運転中にケンス列のケンス交換とスライバ継ぎを並行して行うことを特徴とする粗紡機におけるケンス交換方法。
IPC (4件):
B65H 67/04
, B65H 69/00
, D01H 9/18
, D01H 15/00
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