特許
J-GLOBAL ID:200903082168538261

衛星通信システム及び衛星通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-069134
公開番号(公開出願番号):特開平8-265241
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】衛星を介して中心局と複数の周辺局間で行なわれる衛星通信システムにおいて、特に長デ-タあるいは多量のデ-タ送信に対して安定した衛星通信システムを提供することを目的とする。また、災害にも頑強な衛星通信システムを提供することを目的とする。【構成】中心局と各周辺局間の共通チャネルを、所定数のタイムスロットを有するフレ-ムに区切り、1フレ-ムのタイムスロット数より小さい規定タイムスロット数を設定する。各周辺局からの送信デ-タ長あるいはデ-タ量が1タイムスロット長以下の場合には、スロット付ランダムアクセス方式でパケットデ-タを送信する。2タイムスロット長以上の場合には、予約方式でパケットデ-タを送信する。予約方式として、送信デ-タ長あるいはデ-タ量を前記規定タイムスロット数と比較し、規定タイムスロット数以下の場合は1フレ-ム内の必要タイムスロット数を予約、規定タイムスロット数より大きい場合は複数フレ-ムにまたがる任意のタイムスロットを予約することによりパケットデ-タを送信する。
請求項(抜粋):
第1の地球局と少なくとも一つの第2の地球局とが衛星を介して通信する衛星通信システムであって、チャネルを所定数のタイムスロットからなる複数のフレームに区切り、タイムスロットを単位としてデ-タを送受信する衛星通信システムにおいて、前記第1の地球局は、前記第2の地球局が前記第1の地球局にデータを送信するのに先立って前記第2の地球局が前記前記第1の地球局に送信する予約情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記予約情報と前記タイムスロットを割り当てる際の基準となる規定タイムスロット長とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記第2の地球局が1フレーム内の複数タイムスロットを予約して該予約されたタイムスロットにより前記データを前記第1の地球局に送信するか、または、複数フレームに任意のタイムスロットを予約して該予約されたタイムスロットにより前記データを前記第1の地球局に送信するかを決定するタイムスロット割当手段と、前記割当手段により割当られた割当情報を前記予約情報を送信してきた前記第2の地球局に通知する通知手段とを備え前記第2の地球局は、前記第1の地球局に前記タイムスロットごとにデータを送信する第1の送信手段と、1フレーム内の複数タイムスロットを前記第1の地球局に予約して該予約されたタイムスロットによりデータを送信する第2の送信手段と、複数フレームに任意のタイムスロットを前記第1の地球局に予約して該予約されたタイムスロットによりデータを送信する第3の送信手段と、前記第1から第3の送信手段を選択する選択手段と、前記選択手段により前記第2または第3の送信手段が選択されたときにタイムスロットの予約情報を通知する予約情報通知手段とを備えたことを特徴とする衛星通信システム。
IPC (2件):
H04B 7/212 ,  H04J 3/16
FI (2件):
H04B 7/15 C ,  H04J 3/16 Z

前のページに戻る